アイロンビーズ

アイロンビ-ズ小 ばいきんまん
スターリングエンジンを自作するときに、ダイソーでアイロンビーズを見つけて買っていたので、これを使って、ばいきんまんでも作ってみることにします。
アイロンビーズは、ビーズを希望の図柄になるように、専用の配置台の上に並べ、並べ終わったら、仕上げに専用のアイロンペーパーを置いた上からアイロンを中ぐらいの温度で当てて適当に溶かすことで、ビーズ同士を結合させて、バラバラにならないようにしていくようなものです。
私には絵心はないので、ネットに転がっているばいきんまんの図案を頼りにして、その通りに組み立てました。
教えてもらった通りに組み立てたつもりが、羽の水色の所も白にしてしまったようです。
100均で売っているアイロンビーズには大小の2種類がありますが、大きい方は図柄が大きくなりすぎるので、ここでは小さい方を使っています。
ダイソーはビーズの成形が甘く、大きさが微妙に違う
下に書いたように、ダイソーのビーズは、成形が甘く、幅が微妙に違います。ですから、このばいきんまんを作ろうとして、足の方から作っていって、白が混ざる真ん中あたりぐらいになって、やってもやっても途中でうまくはまらず、あれこれやっていると、これまで完成していたところまで崩れてしまって、図柄を全部完成させてから、アイロンを当てるなどという芸当ができませんでした。どうも白は他の色よりも幅が広いみたいです。
仕方がないので、これまでできたところまでを軽くアイロンを当てて、固定しておいてから、次をあてはめていくという作戦に変えました。
アイロンを当ててしまうと、その部分が溶けて、次に置くビーズの位置を圧迫して、うまくはまらなくなってしまいそうなのが怖いのですが、すぐにはみ出してくるビーズをとりあえず落ち着かせるためには、やむをえず取らなければならないどうしようもない処置でした。
それでも何とか最後の8行目くらいまではいったものの、頭の最後のあたりは、とうとう1行ずつでもかなり圧迫されて、無理やり完成させたので、出来上がりがかなりいびつになってしまいました。
その上、ダイソーの台紙1枚では最後の1列が足りませんでした。
ラメで隙間埋め
しっぽの所やつのなど、ビーズが細いところは、すぐに壊れてしまいそうなので、少々不細工ですがラメで隙間を補強しました。私が使ったのではないもう一種類のラメの方が、透明度が高かったようです。
裏側に磁石の台紙を貼り付け
上述のように、アイロンを当てながらばいきんまんを完成させたので、そちら側は、アイロンが当たりすぎて、溶けて出来上がりがよろしくはありません。そこで、裏返して反対側に当てるアイロンを加減することで、何とか見られるばいきんまんに仕上がっています。
吊り下げるようなことをするとビーズがバラバラになる心配がありますし、裏側は溶けすぎて不細工なので、裏に100均で売っている磁石のシートを貼り付けて、鉄に貼り付けできるようにしました。
磁石のシートに元々付いている粘着糊だけでは剥がれてしまったので、これは瞬間接着剤で貼り付け直しました。
各社のビーズ
ダイソーの小ビーズは、幅(直径)2.7mm、高さが約3.25mmあります。使ってみたところ、白は幅が少し太い印象で、測ってみると2.8mmありました。それが原因で白が交じると幅が圧迫されてうまくはまらないのだろうと最初は思っていたのですが、後日黒ばっかりのキキを作ろうとして、やっぱり数行置くとビーズがどうしても飛び出してきました。ダイソーの小ビーズ用の作業台は、この会社のビーズに対して、少し間隔が狭すぎるようで、ビーズを横に多く連ねるとうまく安定しては乗らなくなってしまいます。
この台では全部の図柄を完成させてから、アイロンを掛けるというような芸当は、どうもできないようです。このため、とても使いにくいです。
ナノビーズなどが、ほぼ見た目は同じ大きさのようですが、会社を混ぜると幅(直径)や高さが微妙に違うようで、恐らくうまくいかないのだと思います。
セリエにもこの大きさのビーズがありますが、ダイソーの台紙が連結できるのに対して、セリエのものはできないし、色もダイソーの方が多い(9種類で17色)です。
ナノビースは、流石に高額だけあって、規格がそろっているそうですし、46色あるので、少々高くても精密な仕上がりを望むなら、やはりナノビーズということなのでしょう。直径は2.6mm、高さ2.8mmらしいです。