熊山遺跡(赤磐市)

熊山遺跡(岡山県赤磐市) 令和5年10月29日

熊山遺跡入り口

 熊山遺跡には、香登側(南)と熊山側(北)とから、一車線の車道(林道大滝線)が繋がって近くの駐車場まで行けます。ただし、途中すれ違うのも困難な箇所が結構あり、落ち葉なども道にたくさん落ちているので、走行には注意が必要です。
 この車道とは別に、麓からの登山道もあります。

大滝山 展望舎

 香登側から登ると、熊山遺跡の少し手前(東)のところに「展望舎」という標識があって、どんな所かと少し気になっていました。
 実際行ってみると、ちょっと行ったところに「車椅子遊歩道起点」の分かれ道があり、右でも直進でも、「展望舎」とあります。どうも周回路になっているような雰囲気です。それでもう少し進んでみると、また右に分かれ道があり、「どうもここが展望舎への道になっているのではないか、あやしいな。」とは思いながら、なおも直進していくと、果たして、車が通れるほどの道幅が行き止まりになって、更に細い山道が続いていました。
 「やっぱりな」と思いながら、引き返して、標識も何もなかった分かれ道を南に進んでみると、やはりこの道が展望舎へと繋がって、元の分岐のところに戻っていました。
 こういうのはよくあることですが、前のところで標識があるのに、重要な分かれ道があるところで全くそれらしき標識がないのは、歩く人を迷わせるだけです。せめてぜひとも奥の分岐のところにも簡単な標識はつけていただきたいところです。
 「展望舎」というからには展望が開けているのだろうとの期待も虚しく、確かに施設はあったものの、その前の木が茂り過ぎて全く展望は開けていませんでした。これでは、麓から登ってくるわずかばかりの登山客の休憩所にはなっても、この展望舎をわざわざ目指して歩く価値はまったくありません。
 まあ財政難でしょうから、伐採も大変でしょうが、「展望舎」とわざわざ付近の車道に立派な標識を設置したままにしておくのなら、整備をもっときちんとしてほしいところです。
 後から色々調べてみると「展望舎の前の岩場に出ると、片上湾や遠く瀬戸内海・小豆島、四国が一望できます」という記述を見つけました。ここに至るまで、詳細な地図なども一切なく、これでどうやって「大滝山生活環境保全林 遊歩道」の「展望の森」を楽しめというのでしょうか。

熊山神社

熊山神社参道 熊山神社 児島高徳挙兵腰掛岩

 一番右は、太平記にある、建武3年(1336年)4月、児島高徳が後鳥羽上皇のために、上寺山の館から熊山に兵を挙げた時の、腰掛岩と旗立石だそうです。

熊山遺跡

 奈良時代の仏塔だそうですが、何のために、どんな人がこれを作ったのでしょうか。

熊山遺跡1 熊山遺跡2 熊山遺跡説明

展望台

 熊山遺跡のすぐそばにある展望台からの眺めです。ここからは岡山南部から、瀬戸内海、香川への眺めが素晴らしいです。無料の望遠鏡が設置してあり、鳴門大橋、その付近の風力発電施設なども見えるそうです。
 古代から中世にかけて栄えた帝釈山霊山寺の花崗岩製の宝篋印塔です。鎌倉時代、正応5年(1292年)に、顕空という僧の供養塔として立てられました。

岡山南部遠景 宝篋印塔 宝篋印塔

 a7Ⅱ+ Contax N 50 F1.4、a7RM4 + Carl Zeiss Distagon 2.8/28 で撮影しました。

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