烏ヶ山
烏ヶ山に登ってきた R4年10月29日
この前大山に登って、もうぼろぼろになって帰ってきたので、今度はその近所の烏ヶ山に登ってみました。大山に行くために鏡ヶ成スキー場の辺りはよく通過はするものの、これまで登ったことはなかったので、気にはなっていました。
最近カメラづいていて、昔のPentaxのフィルムカメラ用のレンズの写りが良いような気がしているので、それを試してみようという魂胆もあります。使ったのは、SONY α7Ⅱ に、昔のマニュアルレンズをオートフォーカスとして使うことができるTechart の LM-EA9 + M42-LM アダプター経由の SMC TAKUMAR 1:1.8/55 で、駐車場に帰ってからの2枚は、Pentax K マウントを Sony E マウントに変換するアダプター + SMC PENTAX-M 1:3.5 135mm で撮りました。
Kマウント用のLMアダプターをまだ購入してはいないので、Kマウントレンズは、今回はとりあえずマニュアルでピント合わせになります。
相変わらず用意が悪い
相変わらず用意が悪いです。スクリューマウントのPentax 200mm も持って行ったのに、アダプターを忘れるし、ガーミンのナビは持っていったものの電池が入っていないし、極めつけは、携帯まで泊まったところに充電したまま置き忘れています。もう散々ですが、しかし今回は、軽登山靴とストックだけは前回の反省を生かして、ちゃんと持ってきました。
登山靴の方は、今回は爪を突くようなこともなく、ビブラムソールが硬いので、靴底が安定して、とてもいい具合でした。やっぱり、伊達にそれ用の道具があるわけではないことを実感しました。
ストックは、山スキー用にしているものを2本持ってきましたが、カメラを気にしたりするのに、2本持っていると邪魔になりそうなので、今回は1本だけ持って登ることにしました。結果的にこれは正解でした。
ただ、バスケットは山スキー用の大きなものはヤブなどに引っかかって使いづらかったので、もっと小さいものに変えておいたほうが良かったようです。
今回の反省は、右手はカメラを操作するので手袋は邪魔ですが、左手だけでも薄い革手袋をしておいたら良かったなということです。いろいろな所をつかんで体を支える時に、手の負担が違います。
とりあえず鏡ヶ成キャンプ場のところから登ってみる
今回は前夜寝たのが午前2時30分と遅かったので、登山開始が8時でした。
登り口は、鏡ヶ成キャンプ場の道路の反対側、向かって少し右にあります。車はここには駐められないので休暇村奥大山の一番キャンプ場寄りの駐車場を利用します。新小屋峠から登る場合も、登山口周辺に駐車できるスペースはないので、やはりここから歩いていくしかないようです。
キャンプ場からの登り口は、整備作業のために、平日は通行禁止になっていて土日祝日のみ通行することができます。しかし今回ここから登ってみて、整備のためにキャタピラの車が登山道を横切って通った所がベチャベチャのぬかるみになっていて、それが何箇所かとても歩きにくかったです。
道の繋がりもよくわからない所が1箇所ありました。
ゆっくりゆっくりおじいさん登り
前回の大山でこりたので、しんどくならないように、ゆっくりゆっくりおじいさんの如くそろそろと登っていきます。最初の方はさほど急な上りもなく、死にそうになることはありませんでした。
途中、紅葉のきれいなところがありました。
ある程度上ったあたりから、傾斜も少し急になってきますが、それでもさほどしんどくはありません。かなり上の方になってくると、写真のようにロープが張ってある所が何箇所かあって、ここはかなり急ではあります。
南峰が見えてきました。あまり地図も見ず、下調べもせずに来てしまったので、あそこまで登ればいいのかなと思って登っていったのに、そこにはなんの印もなくてまだどんどん下っていくので、頂上はまだ先にあるのかとちょっと愕然としました。そこからは北峰が見え、そそり立った岩の峰のようになっているので、果たして本当にそこまで登っていけるのかとても不安になります。
南峰が見える辺りまで来ると、下を見て、かなり登ってきたのがわかります。
またロープです。下から登っているときにはさほど恐怖感はありませんが、上から見るとちょっと恐ろしいかもしれません。
新小屋峠への分岐まで来ました。ここまで来ると、南峰まではもう少しです。
宇多田ヒカルのサントリー奥大山の天然水CMが撮影された岩がこの表示のすぐ近くにあるそうです。私は帰ってきてからそれを知りました。
北峰を下から見ると、自分でもあそこを登れるのか不安になってきます。
山頂です。10時30分に到着しました。所要時間、2時間30分です。
ここまで登ってきても霧だらけで、辺りは全く見えません。本当なら大山などがパノラマできれいに見えるようです。
以前は山頂に三角点があったそうですが、平成12年の鳥取県西部地震で頂上付近や南峰の尾根筋が崩壊して、三角点も消失してしまったそうです。
ここも人がゆっくり休めるようなスペースはほとんどなく、結構人がいたので、岩を一周して早々に退散です。
ここからは更にまっすぐ、今は禁止になっている大山方面への縦走路が伸びています。
新小屋峠分岐を上から見たところです。この辺りで、ブーンというハチが飛ぶような音がして見てみるとドローンが下から頂上方面に向かって飛んでいきました。どこから飛ばしていたのでしょうか。
下りは新小屋峠方面へ
下りは新小屋峠方面へ向かいました。こちらの方が長い分少しは緩やかなのかと思っていましたが、なんのなんの、下りても下りても急な斜面です。これならキャンプ場方面からの方がよほど上りは楽のような気がします。その上、下の方になると笹が身の丈ほどもあって、上から道がまともには見えないところもあったりします。前日夜には大山は雨が降っていたのですが、今日はさほど笹が濡れてはいなかったのでその点では助かりました。
しかし、ストックのバスケットを山スキー用の大きいのにしていたのが裏目に出て、笹に引っかかってしようがありませんでした。
少し下りてくると、晴れてきて、下がよく見えました。頂上で晴れてほしかったです。
途中の紅葉
かなり下ってきたところの紅葉です。
直角に曲がる標識、新小屋峠登山口
更にもう少し下ったところで、道が直角に曲がるところの標識です。地図で見ると分岐からここまでの距離はさほどではないように思いますが、実感的にはここまでくるとかなり下りてきたような感じです。ここからはもう急なところはないのかと思いきや、まだもう少し急な坂道が続きます。
そこを過ぎて延々となだらかな坂を降ってやっと新小屋峠の登山道入り口に到着しました。そこまで、こちらのコースは下の方で緩やかな上りと下りが何度か混じります。
午後1時5分、やはり下り始めてからも登りと同じ2時間30分でした。
このコース全体を通して、人が腰を下ろしてゆっくり休むことができるスペースが殆どないので、そこがちょっと辛いところではありました。ゆっくりと水を飲むことができるスペースも殆どありません。
見ての通り車を停めることができるスペースはどこにもありません。
道路上に標識はないし、しかも、登り口のところにも、「登山道登り口」といった表示もありません。ここに登山道の入口があることを知らなければ、これを見つけるのはちょっと難しいかもしれません。
車道はさほど時間がかからなかった
「ここから休暇村のところまで歩かなければならないのか。どれくらいかかることやら」と、暗澹たる思いでしたが、実際に歩いてみると20分ほどでした。
結構車道もきれいな景色でした。
この標識が見えれば、もうすぐそこです。
駐車場から見た、鏡ヶ成の看板と、休暇村奥大山の風景です。(これは135mmで撮影しています)
この休暇村、昔は大山鏡ヶ成国民休暇村と言っていました。平成22年(2010年)に改名しました。どうも名付けが安易でいけません。「大山」の方が知名度が高いから「奥大山」なんでしょうが、昔ながらの名称のほうが親しみを感じます。
「奥大山の天然水」にしても、「大山」という呼び名はついていますが、工場は奥大山スキー場よりも更にかなり御机寄りですからねえ。確かに、大山隠岐国立公園内ではありますが、大山と隠岐とをひっくるめた国立公園内というだけではねえ。これで「大山の水」として通用させているのですから、呼び方は魔力です。
奥大山スキー場から見た大山
大山方面への帰りがけ、奥大山スキー場から見た大山です。
ここは、1972年にオープンした江府町営のスキー場でしたが、2019年からは閉鎖されているようです。30年ほども昔、正月大山には雪がなかった時に、わざわざここまで遠征してきて滑ったこともあるゲレンデだけに、なくなってしまうのには一抹の寂しさを感じます。
こんな立派な施設が残っているのだから、せめて夏場だけでも営業できたら良いのにと思います。
環状道路でインコを連れている人が
環状道路でインコを連れている岡山県笠岡市の目崎博志(しあわせいんこ)という方がいて、観光客の方と交流していました。このインコ、すごい存在感です。(これも135mmで撮影しています)
ここから見た烏ヶ山はまた違った面持ちです。「あそこまで登ったんだ」と感慨ひとしおです。
翌日の蒜山方面へのドライブ
翌日の蒜山方面へのドライブは別ページで。






























