ボックスレンチ
ボックスレンチ
差込角のサイズは3種類
ラチェットハンドルやスピンナーハンドルレンチなどとソケットレンチをつなげる4角い部分(凸型差込部)を差し込み角といい、 小さいサイズから1/4インチ(6.3ミリ)3/8インチ(9.5ミリ)1/2インチ(12.7ミリ)3/4インチ(19.0ミリ)1インチ(25.4ミリ)などがあります。
しかし、一般に使用されているのは、1/2インチまでの3種類です。
私の感覚では、小さいサイズから10mmくらいまでのものは1/4インチ、8mmから17mmくらいまでは3/8インチを使うといいのではないでしょうか。
1/2インチは、大きなサイズの6角ボルトを回すにはしっかりしていてよいのですが、17mm以上のボルトを回すには、ラチェットなどを使わないでも、メガネレンチが使えたり、タイヤレンチなどそれぞれのサイズ専用のレンチが使える場合が多いので、あえて1/2インチまでを用意することまではしなくてもよいのではないでしょうか。
タイヤ交換などに使うトルクレンチは、1/2インチ角なので、そのあたりの大きなサイズになってくると、そちらで代用できるかもしれません。
ラチェットレンチ
ラチェットレンチのハンドルには、それぞれの差し込み角用に、大小、首振りができるものなどが各種用意されています。お好みに応じて何種類か持っておくとよいのではないでしょうか。
私がよく使うのは、1/4インチの小さくて、首振りが固定できるもの、3/8インチの小さい首振り、大きい首固定、大きい首振りなどです。
KTCのとっても古い1/2インチなども持っていて、それはそれで良いものを持っている喜びは感じるのですが、実際にはそれを持ち出してくることは殆どありません。
ボックスレンチ用ソケット
ソケットにも6角のものと、12角のもの。それに滑り止めがついたもの。ボルトが落ちないように、ボールグリップがついていたり、磁石がついていたりするものなど、各種があります。
ある程度信用がおける会社のものなら、どれを使っても機能が劣るということはないので、お好みで選べばよいと思います。
ソケットの高さが長い、ディープソケットなどもあります。
なお、インパクトレンチ用には、ハンドレンチ用以外に、強度がある製品も別に用意されています。
磁石がついていないソケットに磁石を後付けできる汎用のパーツなども販売されています。
エクステンションバーもあるとよい場面も
ソケットとハンドル部分とを繋いで延長できるエクステンションバーというものが、セットには入ってくることも多いです。
これがあると、ナットから離してハンドルを回せるので、ナットの近くに障害物があって、ちょっと離れたところからでないと回せないような場合には重宝します。
スライドハンドルT型は意外と重宝する
ボックスレンチ用ソケットを使用できる、スライドハンドルT型というものがあります。これとソケットを延長できるエクステンションバーとを組み合わせると、各サイズのT型レンチになります。これが意外と使い勝手が良いので、一つ持っておくといざというときに役に立ちます。
1/4インチ用のスライドハンドルT型は100均にもあるので、それでも十分役に立ちます。
Tレンチの先端部分が差し込み式になっていて、ソケットの差し替えができるような製品もあります。
貫通したナットを締め込めるラチェットレンチも
特殊な形状をしたラチェットレンチとして、貫通したナットを締め込むことができるラチェットレンチもあります。これはボックスの中央に穴が空いているので、長いボルトに締め込まれたナットにも使うことができます。
ただし、このようなものは、ラチェットとソケットとの接続が特殊な形状になっていて、汎用性はなく、中央の穴を保証しなければならないので、ソケットやエクステンションなどが重くなりがちな傾向があります。
このような用途には、コンビネーションレンチのボックス部がラチェットになっているような製品も使えます。