修理

インパクトドライバー電池交換

藤原産業のインパクドライバーを復活させたい

インパクトドライバー

 右の写真の赤いE-Valueのインパクトドライバーは、結構長いこと働いてくれました。バッテリーさえ元気なら、機能的には満足していたため、どうにか復活させられないものかと、ずっと思っていたところでした。

ハンダ付けはやはり良くない

 次に買った新興製作所 CIDS-120BWの白いやつが、新品で買っても、全く使い物にはならない代物だったので、H25年、そのニッカド電池を、この赤いE-Valueのインパクトドライバーに移植しようと試みたことがあります。
 使っている部品のバッテリーは同じなので、移植できるだろうと考えたからです。しかしこの時は、スポット溶接機の存在そのものを知らなかったので、ハンダ付けで処理しようとした結果、電池にハンダ付けはうまくいかず、なんとか無理やりくっつけても、移植のためにニッカド電池に半田付けする作業は、バッテリーが後日爆発するなど、やり方が悪いと危険な場合があったようです。
 その上、この時は、赤のバッテリーに入っているニッカド電池のうち、まだ使えそうなやつをより分けて、新しい電池の正常なものと組み合わせて使ったので、これもあまり良くはありませんでした。充電池は、使用状況が異なる物を使うと、劣化が早まるそうです。
 そういうことはあるものの、とりあえずなんとか改造を終えてみると、同じバッテリーを使っているのに、これは強力に作動します。これで一応はこの赤いインパクトドライバーが復活したのですが、しかし、なんとなく使い続けるのが恐ろしくて、使わずに過ごしているうちに、またまた電池がだめになってしまっていました。
 後日、この作業をした電池を分解してみると、サビだらけになっていたので、ステンレス用のフラックスを使わざるを得ない電池のハンダ付けはやはり無理があったようです。

ニッケル水素電池に交換

インパクトドライバー

 スポット溶接機を購入したのは、この藤原産業のインパクトドライバーの電池交換をしたいがためだったので、R6年1月、電池交換に再挑戦しました。同じニッカド電池にした方が無難なような気がしたのですが、なんとなくニッケル水素電池の方を選んでしまいました。ニッカド電池と、ニッケル水素電池とでは充電停止機構に違いがあるようなので、この交換はかなり躊躇する選択ではあります。
 その上、今回分解してみると、充電停止用のサーミスタがばらばらになって、再利用ができなくなってしまいました。2つあった電池ボックスの2つともがばらばになってしまったので、どんな部品が使われていたのやら見当も付きません。もうヤケクソですが、ネットで調べてみて、ニッケル水素電池用によく使われていそうな、10K 3470 のサーミスタを注文してみました。元の部品よりもかなり小さいので心もとなかったのですが、取り付けてみて、一応機能はしているようです。
 これで、ニッカド電池用の純正バッテリーで充電しても、ほどなく充電満了になるようなので、やれやれです。
 ちなみに、写真の電池の焦げは、最初作業をした際にショートさせてできたものです。タブ付きの電池を使用したのですが、このタブは薄くてペラペラなので、スポット溶接機のおかげで気づかないうちにタブが千切れて、隣の電池とショートして火を噴きかけていました。そのまま気づかずにほおっておいたら火事になるところでした。
 スポット溶接機を持っていて、ハンダ付けの必要がないなら、タブなしを選択した方が安心して工作ができます。
 全体にこのような充電池交換の作業は、とても慎重にしなければなりません。誤ってショートさせると、火花が散るだけではなくて、黄色く発熱して、火が出ます。バッテリーが理由もなく熱くなっている場合は、何か異常があるはずです。

インパクトドライバー

 また、今回購入したのが、4/5サブc 2800mahバッテリーというやつで、サイズが 4/5 だったということには、作業をしてみるまで、全く気がつきませんでした。サイズが小さいので、なんとか詰め物を考えないといけません。そこで、5mmのベニヤ板をはさみました。

RYOBIのコンボキット

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 一番最近使っていたのは、RYOBI(現Kyocera) 12V のインパクトドライバーとドリルドライバー、照明の3点セット(コンボキット)です。
 これも電池が劣化しているような気がして、ここ何年かは使用せず、コード式のSINKOの安物インパクトドライバーをもっぱら使用していたのですが、R6年1月、今回これを充電してみると使えないこともなかったみたいです。
 とはいえ、「電池が劣化していて使えない」と思いこんでいたものですから、多分ハードに使おうとすると無理があるような気がします。
 ということで、今回これ用のニッケル水素充電池を使った互換バッテリーを見つけたので、それも買ってみることにしました。
 互換バッテリーは高価なものが多いですが、なぜかこのRYOBI用のだけは、とっても安価です。2個セットで、交換用のバッテリーだけを買うのと同じ位の値段で手に入りました。互換用として売られているものですから、ニッカド電池専用の純正充電器を使っても、自分で危ない交換作業をするよりも、遥かに安全なのではないでしょうか。
 このRYOBIのインパクトドライバーは信頼が置ける製品なので、バッテリーさえ新品になれば、これもこれからまだまだ現役で使えます。
 ちなみに、このコンボキットのライトのクリプトン球は黄色くて暗いので、LEDに交換しました。
 ほとんど使うことはありませんが。

SINKOのインパクトドライバーは改造できなかった

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 上に使えなかったと書いた新興製作所 CIDS-120BWの白いやつですが、実は馬鹿なことに、「もしかしたら特売で買ったので、バッテリーのあたりが悪かっただけかもしれない」と思って、買った翌年、また同じ製品を買っていたので、改造用に2つをバラしても、まだ本体が2つに、バッテリーも2つ残っています。
 新品で充電しても、すぐに打ち込みの力がなくなり、数秒ですぐ使えなくなるので、このままではやはり全く使い物にはなりません。
 しかし電池を換えて試してみたら、もしかしたらこれも使えるようになるかも知れません。
 そこで藤原産業の赤いインパクトドライバー用に用意したニッケル水素電池のもう1台分をこのドライバー用の電池の改造にとりあえず使ってみることにしました。
 これがうまく行けば、赤い方には、取り外したニッカド電池を使えるかもしれません。(もっとも、ニッカド電池で、今回購入したサーミスタが本当にうまく働くかどうかも、かなり危うい所ではありますが。)
 でも、結果から言えばこの改造は失敗しました。
 充電してみると異様に高熱になり、電池の皮膜が割れてしまいました。それで充電をやめても、ショートが続いているようです。
 サーミスタを元付いていたものから、今回ニッケル水素電池用に購入したものに変えても状況は変わりません。これ以上訳が分かっていない改造を続行するのは危険なので、この機種の改造は諦めます。
 元に戻しておけば、細いドリル用ぐらいには使えるかもしれないので、現状復帰にかかります。
 ところがこの作業をしても、なんか熱を持っておかしいので、もう一度分解し直して、今度は何とか復旧出来たかもしれません。
 それにしてもこの機種については、危ない火遊びをしただけに終わりました。

参考にするのは自己責任で

 実際、充電池を取り替える作業をしてみて、ちょっと間違うとショートして火を吹くなど、この作業はかなり危険を伴うので、この記事を参考になさる場合は、自己責任で、ネットなどで同様の作業についてよく研究してからにしてください。
 12vも電圧があるものは、意外と破壊力があります。
 どんな作業についても、「危険だ危険だ!」と必要以上に騒ぎ立てて、素人を怖気づかせ、結局有料で作業を請け負おうとする輩がたくさんいるものですが、これはそれらとは違って、気をつけないと本当に危ないので、注意して作業を進めてください。

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