インストール

WordPressのインストール

 WordPressのインストールについては、あまり詳しく語る気はありません。詳しい説明はいくらでもあるので、そちらを読んでもらえばと思います。
 しかし今改めて手持ちのWordPressの詳しい解説書を見てみると、Xdomainのレンタルサーバーの自動インストールについて簡単に言及してお茶を濁しているだけなので唖然としました。入門書ならそれでも許されますが、「パーフェクトマスター」がこれでは、泣けてきます。購読者を馬鹿にしています。

 ということで、自分がインストールしてみて、気を付けた方が良かったことなどもありますので、ちょっと書き残しておきます。
 もし、WordPressは初めてだという方がいらっしゃったら、基本的な操作法の概略をつかむためにも、WordPressの簡単な入門書ぐらいは1冊用意した方が良いかもしれません。私が用意したのは『いちばんやさしいWordPressの教本 人気講師が教える本格Webサイトの作り方』と『WordPress本格Webサイト構築 パーフェクトマスター』の2冊です。

自動インストールにも気を付けることが

 私が契約しているxreaのサーバーにも、WordPressの自動インストールがあります。設定したいフォルダを指定して、ボタンを押せばあっという間にソフトのインストールが完了します。
 これは、何もフォルダやファイルがないまっさらのフォルダにインストールするのなら問題ありませんが、既に何かフォルダやらファイルやらがあるフォルダにこれをインストールしようとすると、既存のフォルダやファイルが全部消えてしまって慌てました。
 後でよくよく見てみると、既存のフォルダ内容は、フォルダ名を変更して保存し、新規に指定のフォルダーを作ってそこにWordPressをインストールしたようです。
 何もそのような説明がなかったので、QHMのファイルや既存のファイルを上書きされなければいいだろうくらいに考えていたので、正直慌てました。このフォルダにはさらに下位項目のホームページがあり、それのバックアップもまともにとっていなかったからです。
 そういう訳で、xrea以外のサーバーでも、自動インストールがどういう振る舞いをするかは要注意です。wpというフォルダでも新規に作って、そこにWordPressをインストールするのが、自動インストールを使う場合は一番無難な気がします。

corserver V2 の自動インストール

 corserver V2 で自動インストールをしてみました。こちらの方は、V1のそれとは違い。自動インストールを選ぶと、データベースの設定まで自動でやってくれました。
 でも、データベースの名前などは、機械的に変な名前を割り振ってあります。ホームページを一つだけで使うのなら、これでも支障はありませんが、いくつも管理するとなると、データベースは名前の変更ができないので、何がどのデータベースやら訳がわからなくなります。
 自動で作られるデータベースは早々に削除して、自分で新しいデータベースを設定し直したほうが、後々の管理がやりやすいでしょう。

データベースの名前に – は使えない?

 データベースの名前に – を使ってみて、最初は普通に使えるものの、表示アドレス変更をすると、途端に管理画面に入っても、すべてのページが 403 エラーになって、にっちもさっちもいかなくなりました。
 どうにもならないので、名前に – を使うのをやめてやり直したら、同じ環境でも今度は普通に表示アドレス変更ができるので、やっぱりデータベース名に – を使うべきではないのでしょうね。

WordPressの手動インストール

 WordPressの手動インストールについても、さほど難しいことはありません。ダウンロードしてきたzipファイルの中身を希望のフォルダに展開するだけです。
 MySQLのデータベースを事前に用意することや、プログラムがサーバーに設置されてから、管理者名や、データベース情報を入力していくことなどは、自動インストールと同様です。
 ただ、WordPress のシステムは、ファイルがかなり多いので、それをローカルのハードディスクに展開したものを全部FFFTPなどのFTPソフトでサーバーにもれなく送るのはかなり大変です。
 このホームページのダウンロードに、手軽にzipファイルをサーバー上で展開できるインストールプログラムを置いておきましたので、それを使うととっても楽に全ファイルのアップロードができます。
 一応使う前に、別ページにある、このソフトの注意点だけは見ておいてください。
 zipinst.phpを解凍して、utf-8が編集できるエディターで設定を書き換えます。

// *解凍するファイル名の指定
// zipを置かずに、すべてのファイルを一つ上のフォルダ
// に移動させたい場合には .zip より左の名前の部分を
// 移動前のフォルダ名と一致させ、
// 移動後のフォルダにこのPHPを置く。
// WordPressをインストールする場合は、
// = ‘WordPress.zip’ などとする。
// .zip より左の部分が、インストールフォルダ名となる。
// https://www.neko01.com/pc/wp/?page_id=554
//
$zipfilename = ‘WordPress.zip‘; //qhm-master.zip’;
// zipを解凍せずに、移動だけする。
// する → 1 : しない → 0
$idou=0;
// *HAIK(QHM)の属性変更をするかどうか
// する → 1 : しない → 0
$zokuseihenkou=0;
// 移動させたフォルダに残る zipファイルの削除
// する → 1 : しない → 0
$delitezip=1;
// ./backup.php バックアップ時に残ったPHPファイルの削除
// する → 1 : しない → 0
$delbackupphp=1;

 マーカー部分だけをUTF-8が編集できるエディタで書き換えます。それと、ファイル名をWordPress.zipに書き換えたWordPressのzipファイルを、これはzipのまま一緒に希望のフォルダに転送します。その後はブラウザで、zipinst.phpにアクセスします

※ インストールしようとするフォルダに、zipファイルと同名のフォルダがあると、インストール時の作業場所としてそこが使われて、作業後フォルダが削除されてしまいます。
 そのような場合は、zipファイル名を、インストールしようとするフォルダに存在するフォルダ名とは違うものに変更して、このプログラムを実行してください。

 これでzipファイルの解凍はできたのですが、実はこのままでは、希望のフォルダの下に、「WordPress」というフォルダが出来て、その下にWordPressがインストールされた状態になっています。それではいけませんので、もう一度zipinst.phpを実行して、一つ上のフォルダに全体を移動させます。
 一応念のために、ここまでの作業が順調に進んでいるかどうか、FFFTPなどのFTPソフトをインストールして、確かめておきましょう。
 今度は、zipファイルの解凍はありませんので、「zipを解凍せずに、移動だけする」を有効にします。これをもう一度アップロードして読み込めば、WordPress.zipの「.zip」より前の名前のフォルダが
全体一つ前に移動してきます。

// *解凍するファイル名の指定
// zipを置かずに、すべてのファイルを一つ上のフォルダ
// に移動させたい場合には .zip より前を移動前のフォルダ
// 名と一致させ、移動後のフォルダにこのPHPを置く。
$zipfilename = ‘WordPress.zip’; //qhm-master.zip’;
// zipを解凍せずに、移動だけする。
// する → 1 : しない → 0
$idou=1;

 これで、自動インストールと同じ状態になったはずです。ブラウザでアクセスして、管理者名やMySQLデータベースの設定画面になれば正常に動作しています。

プラグインをインストールしたWordPressのバックアップをアップロードする

 プラグインをインストールしたWordPressのバックアップをアップロードすると、Server側のファイルは、そのまま使えます。wp-config.php の記述だけを新しいHPに向けて書き換えます。
 データベースの情報が全くさらの状態からスタートするので、プラグインを有効化したり、テーマの設定をし直したりする手間はかかりますが、「どのプラグインを入れたらいいなかなあ」などといちいち調べ直す手間が省けるので、その方が全くのさらからのインストールよりも、かなり楽です。

一つのデータベースに複数のWordPressをインストールできる

 一つのデータベースに複数のWordPressをインストールできます。
 その場合は、データベースの設定画面で、「テーブル接頭辞」の所を、「wp_pc_」、blogは「wp_pcblog_」の様に変えます。
 ただ、あまり多くのページを一つのデータベースで管理するのは、データベースが壊れた時のリスクが高くなるだけですから、サーバーが許すデータベース数の制限が厳しくなければ、適当な範囲で、データベースは違うものを使う方が、よいような気はします。

テーマ・プラグインのインストール

 正常に動くようになったら、テーマをインストールします。私が使っているのは、cocoonです。
 cocoonには、子テーマがあり、親テーマと子テーマ両方をインストールして、子テーマを有効化します。
 そして次は、プラグインのインストールです。どのプラグインが必要かについては、次のページで解説します。
 段落ごとの字下げを有効にしておきたいなら、TinyMCE Advancedはぜひ入れておきましょう。これは、編集に取り掛かるよりも先に設定をしておく必要があります。
 ただ、cocoonを使っている場合は、専用エディタを使っている限り、TinyMCE Advanced を導入していなくても、字下げは確保されているようです。

WordPressで作ったホームページの移転

 WordPressで作ったホームページを移転する場合には、別項で説明したように、ファイルを移転させる前に必ず、移転先のWordPressアドレスを設定しておかなければなりません。そうしないと、MySQLに直接アクセスして、設定を書き換えないと、にっちもさっちもいかなくなってしまいます。気を付けてください。

サーバー内WordPressファイルのコピー

 サーバー内にあるWordPressのファイルは、プログラムファイルや、環境設定ファイルだけで、データはすべて、データベースに保管してあります。
 ですから、サーバー内にあるWordPressのファイルをコピーして、別の場所に置けば、新たなWordPressを立ち上げることが出来ます。
 こうすることのメリットは、プラグインなどを、また一からインストールしなくても、既にインストールされた状態から始めることが出来る点です。
 追加にchildテーマに設定したcssなどもそのままインストールされているので、そちらの更新の手間も省けます。
 どのデータベースを使うかというような情報だけはwp-config.phpに記述してあります。ですから、このファイルも含めて、プログラムのコピーを行えば、元のホームページそのままのデータべースでの運用になります。
 ただし、インストールした WordPress の位置が変更になる場合は、予めデータベースのインストールの位置情報を変更しておく必要があります。
 まっさらな状態からスタートしたければ、wp-config.phpを削除してから、このWordPressにアクセスすると、新規にデータベースの設定画面からスタートする、WordPressを立ち上げることが出来ます。

HAIK(QHM)からの移行

インストールの前に

 HAIK(QHM)をインストールしているフォルダにWordPressをインストールする場合は、index.phpの名前を一度変えておいてから、インストール後に元に戻してください。
 元に戻さなければ、WordPressが、元に戻せばHAIKが立ち上がるはずです。元に戻した状態でWordPressを開くには、./wp-admin にアクセスします。

移行用プラグイン

 HAIK(QHM)との連携を図りたいなら、WordPress-to-qhm-migratorもアップロードして入れます。

公開状態が元に戻らない

 QHM移行の「非公開(QHMのページが表示されます)」のままでも、一旦WordPressで編集すると、元のURLにアクセスしてもうまくQHMの画面を表示してくれません。WordPressの画面のままです。
 しかしこれは、WordPressが働いているからで、WordPressからログアウトすると、元のQHMの画面が表示されるようになります。
 このようにログオンした状態のままでも、別のブラウザから見ると、きちんと元のQHMの画面が表示されているようです。

ネットで検索できる便利な時代

 WordPressを触りだして、色々持つ些細な疑問に対する解答は、少し検索が上手になってくると、ネット上にいくらでもあります。本はいくら詳しい本を買ってきても、やはり様々に起こりうる個別の事象までを全部網羅していることはありません。
 本でおおよその概略をつかんで、ちょっと立ち入った情報はネットを検索。これがネット時代の情報の求め方です。
 私のこのホームページも、そんな賢い人たちに多くを依存して情報をかき集めた結果です。

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