掲示板設置

YY-BOARD を設置しよう

 シンプルで嫌味がなく、なおかつ使いやすい掲示板として、これまで Kent Web のYY-BOARD を使ってきました。これが Ver: 10 になって携帯でも表示が見やすいレスポンシブ対応になっています。
 それでこれをインストールし直すことにしました。
 ところがこれは Ver: 10.2 になって、管理画面へのログインの仕方が変更になっており、従来 password 入力だけであったものが、username と password の入力をするようになっています。これに伴って、設置の仕方も若干変わっているのに、ホームページの設置説明の方は、その変更に対応しきれていないので、令和3年10月時点でこの掲示板を新たに設置しようとすると、どうやって設置してよいか分からず途方に暮れることになってしまいます。
 ここでは、この新バージョンの YY-BOARD の設置法について書いておこうと思います。

YY-BOARD の管理画面ログイン

 以前は、password を init.cgi に記述していました。ところが、 Ver: 10.2 の init.cgi には、password の設定項目すらなくなっています。にもかかわらず設置説明の方は、依然として init.cgi に password を設定する様な記述になっています。
 それで、 username や password をどうやって設定したらよいのか、迷路に入ってしまいました。でも、結論から言えば、これらは CGI を設置した後に、変更するだけでした。
 設置時点での設定は、

ログインID: admin
パスワード: password

になっています。
 プログラムを設置したら、上記のID/パスワードで管理画面へログインし、「必ず」変更するようにします。ID/パスワードの組み合わせは、複数作成することもできるそうです。

管理画面にやっぱり入れない

 配布されたままのCGIを設置しただけでは、私が使っている CORSERVER V2 では、やはり管理画面に入れませんでした。pass.datの改行コードがCRLFになっているのが原因だそうです

lib/login.plではpass.datから読み込んだデータはいちおう32行目あたり
chomp;
で行末の改行コードを削除しているようですが、
Linux系サーバーではLFしか削除されないらしいので、残ったCRが悪さをしているのかもしれません。

chomp; のあとに

s/(\r\n|\r|\n)//g;

を追加してCR もLF も全部削除してしまうという方法もあると思います。

ということらしいので、login.pl の chomp; の次に行を挿入して、s/(\r\n|\r|\n)//g; を記入したらきちんと管理画面への認証が通るようになりました。

Kent Webの掲示板に入れないかも

 KENT-WEBサポート掲示板というのがあって、ここはとても詳しい人達がたむろしている所なので、KENT-WEBのCGI設置で躓いたら、とても頼りになります。
 ところが最初、YY-BOARD の管理画面の認証がどうしてもできないで右往左往していた時、この掲示板に入ろうとしてどうしても入れませんでした。
 この掲示板はユーザー登録をして閲覧できるのですが、ユーザー名は、半角で8文字までしか認められていません。それで、NekoFumio と登録したと思って何度入室しようとしても跳ね返されたのでした。実は、8文字までということは、ユーザー名が、NekoFumi になっていたからです。
 ユーザー登録時、確認メールが送られてくるので、それでユーザー名とパスワードを確認しておけば、こういういらぬ躓きに陥らないで済みます。

古い YY-BOARD からのデータ移転

 新しいプログラムは、相当変わっているので、CGIを上書きではなく新規設置した方がきれいに設置できます。
 データは、data>log.cgi に保存してあるので、掲示板を更新する場合は、古い log.cgi でこれを上書きしておきます。
 ただUTF-8になる以前のEUCで保存してある古い掲示板のデータは、そのままでは文字化けしますので、エディタでこれを開いて、内容を保ったままUTF-8に変換したデータを転送します。
 カウンターのデータは、私はこれに旧データを貼り付けました。

掲示板設置例

 この掲示板の設置例はこちら。

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