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Yahooオークション評価の怪!
Yahooオークションの評価について納得がいかないことを発見したので、書いてみます。
以前オークションで悪徳業者に引っかかったときに、悪い評価をしたら、こちらは何も悪くはないのに、報復で悪い評価をつけられたことがありました。
こちらは、その評価が今でも残っているのに、相手には残っていません。IDもそのまま使っているのに、悪い評価だけを消すことができるのか不思議に思っていました。ところがどうもこれができるらしいです。
評価数だけが残って、悪い評価数は消える?
たとえば、私が引っかかった業者の例ですが、評価欄を見ると、左側に大きく出ている「今までの総合評価」の欄は、(非常によい・よい 14778) (非常に悪い・悪い 32)となっています。
普通だったら、そんなに取引をしているのに、悪い評価は30程かと信用しますよね。
でも、この表はおかしいんです。右側にも「落札での評価/出品での評価」というのがあって、この業者の場合、出品欄には、(2732 - 32 =2700)となっています。おそらく「32」が悪い評価なのでしょう。
それでこの数字が何を意味するかというと、Yhaooオークションの場合3,000件を超えると評価が削除されるようです。実際、情報として我々が見ることができるのは、この残されている3,000件の内の評価になります。それが右側に表示されている「落札での評価/出品での評価」の数字の意味するところです。
私が引っかかった業者だけでなく、取引数の多い業者の評価を色々見ていると、右と左の表を見比べると、「非常によい・よい」の数はたいそう増えているのに、「非常に悪い・悪い」の評価は、どちらも同じ数であることがわかります。
直近3,000件にだけ、悪い評価が集中して、それ以前はすべて本当によい評価ばっかりだったのでしょうか。
どうも、そんなことは考えにくいですよね。
現に私が引っかかった業者の悪い評価は、当時既に30位はありました。2年近く経過して、取引数は増えているのに、今もやっぱり悪い評価は32しかありません。
どうもYahooのシステムは、取引数は以前のものをどんどん累計して増やしていっても、悪い評価は、直近の削除されていないものだけしか、集計しないようです。
その結果、削除された分の悪い評価の数も、「非常によい・よい」の方にゾンビのごとく蘇(よみがえ)って集計されていくようです。(こちらのリンクも参考になります。)
Yahooは、このようなシステムが悪徳業者をのさばらせる温床になっていることを知った上で、わざとこういうシステムにしているのでしょうか。どうも確信犯のにおいがします。
32/14778 と 32/2732 とでは、ずいぶんと印象が変わります。我々は自衛のためにも、右の表が 32/2732 であれば、左は 173/14778 くらいはありそうだという確かな目を持つ必要がありそうです。
Yahooには、一刻も早く、こんな悪徳業者をのさばらせる誤解を招く集計方法を改めてほしいと思います。
我々は、善良な取引をしていて、たまたま悪徳業者に引っかかって正当な主張をしたら、報復に悪い評価をされ、それがずっと消えないでいるのに、悪徳業者は、悪い評価をされ放題でも、評価数さえどんどん増やしていけば、そのうち全部きれいさっぱり消えて無くなってしまうのですから理不尽なことこの上ないです。
amazonはもっとひどい
amazonの評価はもっとひどいです。以下別記事で。