ﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲの入力変更

ディスプレイの入力変更

　今まで使ってきた19インチの横長ディスプレイが２台相次いでおかしくなり、ATEN MASTER VIEW CS-82A というVGAのディスプレイスイッチャーが原因で、もしかしたら故障したのかと思っていました。
　Hard Off で、1.600円で新たに買ってきたEPSONの19インチ角型のディスプレイ(LD1972FS)が、買って早々、最初は映っていたはずなのに、くだんのディスプレイスイッチャーを使ったとたんに、VGAの方が映らなくなり、DVIでしか使えなくなったので、てっきりディスプレイスイッチャーがやっぱり悪かったから故障してしまったのだと思っていました。しかし、本当の所はやはりそうではなかったようです。
　ディスプレイの2⃣のボタンを押すと入力切替になり、▽△ボタンでソースを選び、もう一度2⃣を押してVGAを選択すると、きちんと画面が出るではありませんか。
　先ほどの、ディスプレイスイッチャーを使って、２台のPCからの出力を切り替えても、やはり全く問題はありません。
　ディスプレイの表示は、普段は、入力がある画面に自動的に切り替わるので、ボタンを押しての入力変更など、ほとんど意識したことはありませんが、何かの拍子に、これをしないときちんと表示してくれないような場合も時には起こるようです。
　これをきっかけにして、よく見てみると、iiyamaの24インチのメインで使っているディスプレイにも、同じような表示変更のボタンがありました。この機能を使えば、ディスプレイスイッチャーを使わなくても、２台のPC入力を切り替えて、ディスプレイを使うこともできるはずです。
　iiyamaの24インチと、今回買ったEPSONの19インチ角型のディスプレイでデュアルディスプレイにして、とても快適になりました。こたつの上に2台のディスプレイを置くには、これ以上のサイズだと無理なので、ちょうどいい塩梅です。

EPSON LD1972FS

　今回買ったLD1972FSは、やけに作りがしっかりしていて、背面に大きなでっぱりがあり、重たいなあと思っていたら、背面に小さなPC本体を固定して、パソコン一体型のディスプレイとして使えるエプソンダイレクトの商品でした。背面の出っ張りが外せないので、少し邪魔ですが、重たい分、どっしりしていて、他のディスプレイよりもはるかに安定感があります。
　中古で格安で売っていたので、もっと古いのかと思っていたら、2013年12月からの商品のようです。それならうちの壊れた19インチの方が古いかもしれません。
　EPSONといえば、プリンタやスキャナ以外では、PC9801互換機を職場で使っていた時以降、久々の使用になります。

ディスプレイ２台使用

　ディスプレイを２台横に並べて、画面を拡張して使うと、ソフトの使い勝手がとてもよくなります。オンボードのグラフィックでは、DVIは１つしかついてはいないので、グラフィックボードを増設しない限り、従来なら上の様にもう一つはVGAにつなぐしかありませんでした。けれどもそれでは、VGAの方の画質がかなり落ちてしまいます。
　最近のボードなら、HDMI接続の端子がもう一つ付いているので、DVIとHDMI端子を使うと、かなり良い画像で２台のディスプレイを、オンボードグラフィクのまま使うことができます。

ディスプレイに HDMI 端子がない

　ディスプレイに HDMI 端子がない場合でも、HDMI を DVIを に変換するアダプターや、一方がHDMI もう一方が DVI になったケーブルのようなものも売っています。これらで HDMI から DVI への変換ができるので、オンボードのグラフィックのままでも、２台のPCを表示することができます。