エアタッカー

エアタッカーの修理

エアタッカーが打たなくなった

エアタッカー

 天井の杉材の施工のために使っていたコメリオリジナルブランドの GOOD GEAR DIY Air Tucker F32/425J-N という安物タッカーですが、使っているとパシッと音ばかりがして、針のサイズの穴はへこむのに、肝心の針が出なくなりました。たまに針が出ることがあって、訳が分からないまましつこく使っていたのですが、とうとうほとんど芯が出なくなって、材の耳の部分に穴ばかりが開いて痛めるだけなので、使うのをあきらめざるを得なくなりました。
 ネットなどで検索してみると、パッキンの空気漏れやオイル不足の可能性が指摘されていて、ピストンに給油が行き届いていないと、エアが漏れるか何かで、芯が打てなくなるということでした。
 それで、エア取り入れ口からの給油を多めにして、何度かから打ちをしてみますが、症状は全く改善しません。

分解をしても何が悪いのかよくわからない

 仕方なく分解をしてみますが、なぜ芯が打てないのか、理由が全く分かりません。
 何度か分解して、芯を打ち出すピストンの先端が、芯の根元よりも本体側に戻ってこなければならないのに、そこまでいかず、中途半端な位置でとどまっているために、それにつっかえて芯が打ち込み位置まで供給されていないことがやっと分かりました。
 そこで、ピストンを元に戻すための仕組みを探ろうとしますが、目に見えるところの構造は、ただピストンがシリンダーに挟まっているだけで、ピストンを押したり戻したりする空気の経路がさっぱり分かりません。
 それに、ピストンの後ろ側を取り外したら、それ以上分解のしようもありません。
 それでこれで分解を最後にしようとして、だめもとで、ピストンのパッキンにしっかり油を塗りこんで、シリンダーの枠部分の中に何度もシリンダーを上下させて、多少引っ掛かりが感じられたのを軽くしてからもう一度使ってみました。するとなんと、ピストンが元に戻って、芯がしっかり打てるではありませんか。直ってしまったようです。
 もう駄目だと思って、次のタッカーを注文してしまったのに、無駄な注文になってしまいました。

構造が分かって使うと気持ちよく使える

 これまで、この工具の使い方をよく理解しないまま使っていたので、使い勝手が悪く、「なんと使いにくい機械なんだろうと」と思っていたのですが、分解して、少し構造が分かってこれを使うと、気持ちよく使えます。
 まずは、空気圧。圧力調整をしてから芯を打つと、めり込みすぎもせず、打ち込み足りなくもならず、程よい具合で芯が埋まってくれます。
 今回は、0.4 MPa強くらいが良いようでした。
 どれだけ材を押さえたら、芯が打ち出されるかのから打ち防止のストッパーも、調節ねじがあって、それを調整すると、天井材の実のでこぼこした平面でないところに芯を打つ場合でも、適度に押さえつければ、芯が打てるようになりました。
 やはり道具は、使い方をよく理解してから使うべきですね。特にエアタッカーなどは、普段ではあまり触れる機会はなく、使い方を身近なところで見る機会もほとんどないので、あまり理解しないまま、いい加減な使い方をして、苦労してしまいました。
 (タッカーについての説明は、別頁で)

プロテクトゴムがなくなった

 強く押し込まないと芯が発射されないのは、使っているうちにいつのまにかプロテクトゴム(保護ノーズキャップ)」がなくなってしまったからだろうとは思っていました。
 これの代用案は、AIによると、安全装置の先端に厚手のビニールテープやマスキングテープを2〜3重に巻くだけで、材料を傷つけずにしっかり押し込めるようになるということです。
 しかしビニールテープなど、隙間がありそうにないのに、上手く巻けますかね。

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