電池の接点磨き

電池の接点磨き

電池の通電不良

 電池を使う製品が電池を取り替えても動かなくなった場合、まず一番に疑うべきは、接点の通電不良です。
 多くの場合、そのような時には機器の接点を紙やすりなどで磨いてやるだけで復活することが多いのですが、世の中の人を見ていると、電池を取り替えて動かなければ、即故障と考えて捨ててしまおうとする人が多いのには驚くばかりです。
 簡単な手当をしてやればまだまだ使えるのに、高価な機器がちょっとした導通不良だけで簡単に捨てられてしまいます。
 例えば電子辞書などがその典型ですかね。
 接点は、錆びていて見ただけで磨きが必要だと分かる場合だけでなく、見た目はなんともないような場合でも、磨いてやれば導通が復活する場合は多いです。
 下のように電池が液漏れを起こしたような場合でも、基板にまで汚れが及んで致命的なことになっていなければ、きちんと手当をしてやれば勿論復活できます。

接点改良剤も有効な場合が

 上の様に単純に導通がない場合は、接点を磨いてそれで終わりで良いのですが、カプラーなどが同通不良を起こして、時々使えなくなる様な場合には、接点改良剤を吹き付けておけば、状況が改善することがあります。
 接点改良剤は高価ですが、一本持っておくと、使える場面もきっとあります。

電池の液漏れ

 乾電池を使う製品を使っていると、電池が液漏れして結晶が出てきて、電池ボックス内がとんでもなく汚くなってしまうことがよくあります。ニッケル水素電池ではこのようなことはほとんど起こりませんが、昔からのアルカリ電池やマンガン電池ではよくありました。
 こうなってしまうと、出てきた結晶を掃除したぐらいでは電気が導通せず動かなくなるため、普通の人は製品をすぐに捨ててしまうのかもしれません。しかし、このような時でも、ただ電池ボックスの接点に問題があるだけですから、それですぐに捨ててしまうのでは、あまりにももったいないです。
 修理は、汚いものを取り除いて、紙やすりなどで接点を磨いてやるだけです。
 液漏れした電池の電解水は水溶性なので、湿らせたティッシュや雑巾などできれいに拭き取っておきます。この電解水は有害なので、手についた場合などはすぐに水で洗い流します。

ピンバイスにドリルビットを取り付ける

 ただ問題は、電池ボックスの接点が奥まったところにある場合、なかなかそこまでヤスリを届かせることが難しいことです。このような場合、これまで私は割り箸の先っぽに紙やすりを巻きつけるなどしてどうにかしてきましたが、それよりも先っぽが平面でヤスリになっているようなものがあれば、しっかり安定した状態でヤスリを使うことができるので、とっても作業がしやすくなります。
 ルーターのビットの中に、ダイヤモンドバリ研削ドリルビットなるものがあり、これは先端にもダイヤモンドヤスリの加工が施されているので、これをピンバイスの先端に付ければ、これで、先端に平面のヤスリがしっかり固定された10cmほどの持ち手がついたヤスリが完成します。
 これなら、先端にヤスリがしっかり固定されているので、懐中電灯などの様に奥まったところのでも、ゴソゴソこすっておけば簡単に接点掃除ができます。
 なお、ピンバイスを選ぶ場合には、ドリルビットの軸の径がそれぞれあるので、それを取り付けることができるものを選ばないといけません。

もう買ってあるじゃないの

ルータービットセット

 後から改めてよくよく見ていると、無駄に買い込んでいた100均のルタービットセットの中に、1.5mmと2.6mmのビットがありました。ちょっと細めですが、これでも使えないことはないでしょう。
 100均には、石で出来たもっと太いビットも売っているので、それらを使えば、耐久性は劣るでしょうが、作業性は随分と上がるはずです。
 道具を色々買いためていても、買ったことすら忘れていたり、使い道が思い浮かばなかったりでは、全く宝の持ち腐れです。
 

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