SEOとかいってロボット型検索エンジンのためにホームページを最適化しようというような本やホームページも出ています。私も「自分のホームページをできるだけたくさんの方に見ていただきたい」人間なので、興味はあるのですが、ホームページを作る際にこれにあまりにとらわれすぎるのはいかがなものでしょうか。
ロボット型検索エンジンのためのホームページ最適化策
私が本当にざっと見た範囲では、
4.キーワードはなるべく多く本文に出てくるようにする。
5.キーワードを選ぶ際、一般的な言葉を選んで検索順位を下げるよりは、適当な言葉があれば、検索順位を稼げる言葉を選ぶ。
6.キーワードの言い換えなども括弧で注記するなどして、なるべく多くの検索語句で参照されるようにする。
7.タイトルのためのHタグを、ホームページの構成上上位の大事な方にきちんと数字が少ないタグに対応させて使う。
9.イラストには代替えテキストを必ずつけ、その内容が検索エンジンに登録されるようにする。
12.フォルダーの名前も検索対象語句となるので、意味のある名前を付ける。
13.直接検索エンジン対策になるわけではないが、人に来てもらうためには、ホームページのタイトルを一般的なものにせず、注意を引くものにする。
14.Hタグを使った見出しを適度に入れる
これには、google対策として、キーワードを何回も強調して挿入できるという利点もあります。
また、Linuxなどではブラウザによっては、フレームを表示できないものもあるので、〈noframes〉時にもページの内容がきちんと表示されるように対応しておくべきです。
というような所でしょうか。
これらの中には「なるほど」と思うものもたくさんあり、読んでもらいやすいホームページを作るためにも大切にしなければならないこともあるようです。
SEOにあまりに神経質になりすぎるのもつまらない
しかし、人にホームページを見てもらいたいあまり、これに縛られすぎるのはいかがなものでしょうか。なるほどこれらはある程度の効果を発揮するのでしょうが、その効果のほどはどれほどのものなのでしょうか。
SEO対策の説明をしたものをいくら読んでみても、「そのノウハウの決定版はこれだ」と思えるようなものは企業秘密として、結局ベールに隠されたままであるような気がしてなりません。かゆいところに手が届かないようなもどかしい説明を真に受けて、「これこそが正しいやり方だ」と追求してみても、結局は自分が正しいと信じて求めているところと本当のところとが違っていることになりかねないような危うさを、これらの説明を読むときに私は感じます。
そのようなもののために、自分のホームページを自分の書きたいように書けなくなってしまったとしたら、本末転倒なのではないでしょうか。仕事のためにアクセス数獲得に血道(ちみち)を上げなければならない人は別として、私のように自分の一つの表現の手段として、ホームページ作成を楽しんでいるような人は、ある程度これを気にしてできる範囲で利用しながら、しかし好き勝手にページを自由にレイアウトしていく方がよほど健康的であるように私は思います。
私のWindows98の所有権移転のページは、上のことを全く意識せずに好きに書いた割に、「所有権移転」で検索すると、平成16年4月25日現在14,300件中12番目に出てきてびっくりします。(一時は1ページ目に表示されていた)今改めて見てみると、キーワードがタイトルに1つ、ページ開始直後に3つ、最後に1つ出てくるので、なるほどそれも一つの原因なのかなという気もしますが、なぜその順位なのか、本当にそれだけなのか怪しいところです。
googleへの登録の所でも書きましたが、同じリンクでも登録される時期に違いがあり、それは訪れる人の多寡(たか)でもないようなので、そのようなところでもgoogleの振る舞いというのは分からないところが非常に多いです。私はそんな公表もされていない訳の分からないものに振り回されるよりも、ある程度おおらかに構えておく方が精神衛生上よいと思います。
やっぱり最後に求められるのは差別化された情報
ある程度アクセス解析をしてみて感じることは、やはり人は「求めている情報がそこにあるときに見てくれる」ということです。どこにでもあるありふれた情報しか発信していないなら、いくら検索エンジンへの最適化をして、自分のホームページに来てもらったとしても、ちらっと見ただけで、すぐに他のホームページに逃げていかれてしまいます。自分のホームページがあることをまず人に知ってもらうために、検索エンジンへの最適化は是非とも考えておかなければならないことですが、最終的には、やはりどのような情報を他とは差別化して発信できるかということにつきることを肝に銘じておかなければなりません。
