ジャンクで遊ぼう

ジャンクで遊ぼう
いざジャンクの世界へ
TECHART のLM-EA9を買って、死蔵していた手持ちの SMC TAKUMAR 1:1.8/55 で撮影してみた時に、あまりにも写りが良かったので、昔の一眼レフのマニュアルレンズもあながち見捨てたものでもないなと思いました。
そうしてみると、父が持っていた Canon P 用のレンズがどんな写りなのか気になってきますし、PENTAX の他のレンズがどんな写りをするのかも試してみたくなってきます。ところが、 Canon P 用のL39レンズの内、Nikon の 28mm はほとんどカビもないので、コンバーターさえ手に入れれば使えそうなものの、Canon の 50mm の方は真っ白けっけのカビだらけなので、レンズのカビ取りをしないことにはどうにもなりません。
いきなりこのレンズのカビ取りを試みても成功する自信はないので、オークションでジャンク品のレンズをいくらか入手して、そこで練習をしてから、このレンズにも挑戦してみることにします。(カメラ・レンズ修理・保守用品はこちら)
量販店のジャンク
キタムラなどでかごに入っているジャンクの中には、ショーケースに入れても中古品としては売る価値が無いような安物オートフォーカスのフィルムカメラなどは、不具合がなくてもそこに入れられているものもあるので、それらをいくらか買ってきては集めていました。
その中には使えるものもあり、おおよそは使えるものの、何らかの機能がおかしいものもありでした。
その中の一つに、シャッターが中途半端にしか切れない Canon EOS1000QD があります。これはハズレを引いたようだと思い、キタムラで何か新品を買うときの「カメラなんでも10.000円で下取り」というやつに利用するつもりで保存していました。
今回ジャンク修理の入門をしようと思って、薬局で無水エタノールを買ってきたので、ふと思い立って、シャッター幕の油の汚れをこれで清掃した所、綿棒が真っ暗になるほど汚れて、それをきれいにすると、なんとシャッターがきちんと切れているような気がします。
後から色々検索していると、これ本当は、ベンジンで拭いたほうが良かったようです。無水エタノールはそれでも粘りがあるようで、絞りなどを拭くと、当面は粘りついて動かなくなってしまいます。
また、ベンジンと一口に言っても、カイロ用と、染み抜き用とがあり、それぞれ薬局の別のところに置かれていました。
これだけで本当に治ったのかどうだかですが、物は試しでやってみるものです。