ストラップの付け方

ストラップの付け方
ニコン巻き
カメラにストラップを取り付ける時、これまで私は先端を下から通していました。そうすると先端がだらんと上から垂れてきて、抑えのサルカンをしていても何か中途半端になってブサイクでした。
下は、Nikon D4s のマニュアルP21からの引用です。このように、通した紐を上から差し込んで、下をサルカンで固定してやれば、紐の先端がだらんと垂れ下がることもなく、極めて気持ちよく固定することができるではありませんか。目からウロコでした。
改めて D610 のマニュアルを見てみても、同じような説明になっていました。
この取り付け方、通称「ニコン巻き」「報道結び」などとも呼ばれているそうです。
ストラップの付け方はこうするのが常識なのかと思って改めて Canon EOS 40D や SONY a7Ⅱ、a7RMⅣ などのマニュアルを眺めてみましたが、これらはこれまで私がしてきたのと同じ付け方でした。
これの付け方については、Nikon の方が、随分とスマートです。
マニュアルもきちんと読んでみるものですね。
ちなみに、下は Nikon D80 のマニュアル P9 からの引用です。Nikon は、上級機と、エントリー機とで、ストラップの取り付け方さえ説明を変えています。こちらは、下から通して上に持っていく普通の巻き方です。
なんでこんなところの説明をわざわざ変えて、差別化を図らなければならないのか、ちょっと謎ですね。
全部巻き直した
これを機会に、家にあるカメラ16台ほど、有れば有るものです。これらストラップがまだ付いたままになっているやつを全て巻き直しました。でも、 Nikon F100 だけは何故か見事にこの巻き方でした。
中古で買ったときに、巻いたままで届いたのかなあ?
そんなはずはないと思うけど。(ボディ外箱に、ニコン巻きのやり方でストラップの取り付け方を説明してあるので、それを見てその時は結んだんでしょうね。おそらく。)