写真の趣味は金食いだ
旧機種の悲哀
ヘタなりに、写真の趣味を長年続けてきました。先日これまでカメラにかけたお金を計算してみて、愕然としました。私がカメラを初めて購入したのは、1986に発売されたNikon最初のオートフォーカスカメラ、F501。以来40年近く、新車が1台買えるほども使っています。
F501は、MINOLTAのα7000の快進撃を前にして、Nikonが大急ぎで間に合わせた機種でした。当然その後すぐにF801なども出て、すぐに旧機種になってしまいました。合わせて買った70-210 F4のレンズも、すぐにもっとスマートな方に変わって、これもすぐに旧機種。今考えれば、私が持っているヤツのほうがF4通しですから、大きさはともかく良かったのかもしれませんが、その当時はそんなことを考えてみもしませんでした。
35-70も、画角が28mmからのものが出てきて、これも羨ましい限り。
そもそもカメラを買おうとして、リコーのXR-Pを買おうとしていたところ、知り合いの写真屋さんにおまかせしていたら、「カメラはNikonが一番信頼できるし、これからの時代はオートフォーカスでしょう」ということで、手渡されたのが、F501でしたが、予算の3倍ほど、当時の初任給の2倍近くの20万円以上かかって、手に入れたのがすぐに旧機種ですから、悲しいものがありました。
かなり後になって、この F501 が中古であまりに安く、同じ Nikon なのに、それ以前のマニュアル機などよりも断然安く販売されていたので、悲しくなって、予備機としてもう一台入手してあります。
Nikon F100
それでも、新しい機種を手にしても、写真の腕が良くなるわけでもなし、そうそう新しいカメラを買うわけにもいきませんから、F501をずっと使ってきて、世の中がデジカメに移行しようとしている中、F100が中古でかなり安くなってきた頃、やっと2台目のNikonを買って、これは大層持っていて満足できるカメラでした。
ピント合わせもできないのにCONTAX →CONTAX N
この間、出入りしていた別の写真屋さんに、カメラの写りはCONTAXが格別だというような話を聞いて、167,159,137,RXなど、安いのを時々で手に入れるも、肝心のレンズはほとんど持ってなくて、マニュアルのピント合わせもなかなか苦しむ始末。
それでも、触ったかどうかわからないうちに切れる電磁シャッターの感触と、CONTAXの赤みがかった色の美しさに惹かれていたので、2004年、2006年やっとのことでオートフォーカスのN1を手に入れて、「これからはCONTAXで全部統一していくぞ」と思っていた矢先の、京セラのカメラ廃業。MINOLTAのような身売りもなしで廃絶。
中判カメラは買っただけのような Mamiya 645Pro と PENTAX67Ⅱ
みんながデジタルに移行していって、フィルムカメラが投げ売りされる中、中判カメラも買ってしまいました。2002年 Mamiyaの645Proと、PENTAX67Ⅱ(通称バケペン)。645Proは買って裸で持って帰る途中に、早速ファインダーの上面に傷を付けてしまうし最悪です。でも写りはいいみたい。
これらは買ってみたものの、645Proは数回。PENTAX67Ⅱに至っては、新品級のを手に入れるも、1回も持ち出すことなく、完全に防湿庫の場所ふさぎとなっています。
初めてのデジカメ MINOLTA dimage7i
NikonのD100などとても買えたものではないので、当然横目で見ながら、みんながデジカメに移行していってずっと後の2004年になってやっと中古のMINOLTA dimage7iを手にして、これはこれで、よく映るカメラではありました。でも、いま流行りのミラーレスの元祖のようなカメラですから、当時の液晶技術では、マニュアルのピント合わせなど、できるような製品ではないわけで、自分ではほとんどマニュアルのピント合わせなどしない、できないくせに、「カメラはやっぱりす通しのガラスを通してファインダーを見ないと」という信仰を持ってしまいました。
Canon 40D で遅まきながらデジタル一眼デビュー
それからまた数年後、Nikon のカメラがほしいとは思いながら、古いAFレンズを使える機種は高すぎて買えないので、2008年、Canon の40Dのキャシュバックセールのときに、やっとデジカメ一眼の新品を買う決心が付きました。これもすぐに新機種が次々と出てきて、買い換える余裕もなく何年も使い続けていますが、10年以上たった現在ネットで見ていると、この機種の評価が意外と高いのにはびっくりです。現像屋さんに、「こんなによく映るカメラはなかなかない。何か?」と聞かれたことがあって、「いやあ、旧機種なんです」とその時は答えたのですが、今になってみれば、画素数と画像のクリアーさとは別物で、40Dは結構良かったのかもしれません。
ただ、40D当時のカメラは、高感度は使えず、流石にストロボ無しで、室内を撮影することは無理でした。
基本カメラは2台持ち Canon EOS Kiss X7
高倍率ズームレンズはなかなか高くて買えないのと、「高倍率ズームは解像度があまり良くはないだろう」という思い込みがあることとで、私は安物のズームレンズ2本を使っています。
レンズ2本をとっかえひっかえ使うのは、カメラにゴミが入りやすいし面倒なので、私はいつも標準系と望遠系のズームレンズを付けたカメラを2台持ちすることにしています。こうすれば、電池が切れたときにレンズだけを入れ替えて使えるので、保険の意味もあります。
こんなわけで、マウントを変えるたびに標準系と望遠系の安物レンズばかりを揃えるので、一向にレンズを変える良さというのが分かりません。もっと高級レンズでも1本揃えれば、レンズの良さも分かるのでしょうか。
40Dは良いカメラですが、高感度撮影には弱いので、室内でストロボ無し撮影をしたくなります。40Dがあるので、今更中級機種をもう一つ揃える気にもなりませんから、2台持ち用にEOS Kiss X7を2014年にもう一台購入しました。
ちょっとした旅行に一眼2台持ちは厳しいぞ
FUJIFILM AV150
ちょっとした旅行に一眼レフ2台持ちは仰々しいので、もっと小さいカメラも欲しくなります。
一台は、単3電池が使えるコンパクトデジカメ。FUJIFILMのAV150。最近のカメラはすべて専用バッテリーなので、いつまでも使えるわけにはいかないので、単3が使える安物をキタムラで見かけて入手しました。
Nikon J1 と V1
もう2台は、2012年、NikonのJ1とV1。Canon40Dだけでは、高感度に弱いのと、スキーの動画を撮ろうとすると、液晶は見にくいので、ファインダーで対象を追いかけたいということで、この2台持ちにしました。
最初、110フィルム使用の小型一眼レフ Q のイメージがあって、PENTAX ミラーレス一眼 Qにしようかと思いましたが、撮影素子が小さいので、形の魅力よりは、実質を優先してNikon 1シリーズにしました。
ところがこれ、2018年には、このシリーズが開発終了になってしまいました。Nikonのことだから、このシリーズも大切にシリーズ化して育てていくのだろうと思っていたのに、なんとも言えずがっかりです。
ビデオカメラも買っても殆ど使わない JVC EverioR GZ-R470
スキーの動画撮影のため、FUJIFILMの高い8ミリビデオも買ったりしましたが、他人の動画はきれいに撮れても、自分は一向に良いように撮ってはもらえないので、数回持ち出しただけで、バッテリーが使えなくなっています。
令和2年(2020年)になってまた、JVCのEverioR GZ-R470を買うも、シーズンでもなし、まだ一回も持ち出してはいません。これ、果たして電源が今も入るのかしら。まだ一回も試し撮りもしてないぞ。
このカメラは防水仕様になっているほとんど唯一のものなので、スキーに持っていこうとする場合、他の選択肢は無いのですが、それにしても雪の中でディスプレイが反射して、撮影対象が殆ど見えません。次の機種GZ-R480ではもう少し見え方が改善しているようですが、それもどこまでだか。
これで雪の中を撮影する場合、下手にズームを効かせて対象を大きく捉えようとすると、すぐに対象を見失ってしまうので、広範囲気味にズーム設定をして、盲滅法に対象をすくい上げてしまう方が間違いなく撮影できるようです。
それと、講演会を撮影しようとして、録画したままずっとほおっておいた所、最初の20分ほどしか録画ができていませんでした。
これに現像関係が加わるととんでもない Lucky V70-D color と LPLカラー引伸機C7454
身の回りに現像のことを聞ける人もいず、本だけを頼りに現像を始めたので、現像機LuckyのV70-D colorなども新品で揃えたので、現像関係も加えると大変です。今なら、多少知識があるので、オークションなどで揃えるとかなり割安で手に入れられるのだけれど。
後で2011年にLPLカラー引伸機C7454の未使用品を買って、これもまだ組み立ててさえいないぞ。
もう薬品など手に入らないかもしれない。やれやれ。