メンテナンス・修理
イメージセンサークリーニング
時々センサーの汚れを点検しよう
デジカメのイメージセンサが汚れてしまうと、薄い色の画像の時に汚れがその場所に出てきます。それを取り除かないと、後処理が大変です。
新たに中古カメラを手に入れたときや、時折には、センサーの汚れ具合を点検して、汚れがある場合はクリーニングをしましょう。
F11くらいで、空や白いものをピントを合わせず無限遠にして写してみると、センサーが汚れているかどうかが点検できます。均一に写らず濃いシミになっているところがセンサーの汚れです。
写った画像が暗すぎたり明るすぎたりする場合は、RAWデータなら、明暗調整をすれば、適度な明るさで見ることができます。
自信がない場合は業者に任せることも
イメージセンサーは、デジカメの一番大切な部分ですので、これを傷つけてしまうと、もう取り返しがつきません。買い替えです。
自信がない場合は、業者に依頼することもできます。都会に住んでいる人は、メーカーのサポートで案外安価でやってもらえます。地方の人もキタムラなどで作業をしているところがあります。この場合は、さほど大した作業をしてくれるわけでもないのに、3,000円ほどは必要になるので、それをどう考えるかですかね。
私は高価なカメラをフリマで買ったときに、キタムラに依頼して汚れが取れず返品した経験をして、安価なカメラで修行して、自分でクリーニングをするようになりました。
他人に対して汚れが取れない説明をするのに、自分でやったのでは根拠になりにくいので、どれほどの作業をしてくれるのかも知りたくて、キタムラに作業を依頼することにしたのです。
先行作業
まずクリーニングに先立って、マウント・センサー周りのホコリを落とします。マウントを下に向けてブロアーでホコリを飛ばし、ほこりがカメラ内部に入りこまないようにします。
一眼レフの場合は、ミラーアップをしないとセンサーが出てきません。清掃途中にミラーが降りてしまうと、センサーを傷つけて取り返しがつかないことになってしまうので、充電を十分に行ってから、作業に取り掛かります。
PENTAX イメージセンサークリーニングキット O-ICK1
手軽にセンサークリーニングに挑戦できるのがこれです。通称ペンタ棒といいます。これちょっと、高いですけれどね。
これは、ペタペタくっつく素材を棒の先に取りつけたような構造で、一回センサーに棒を当てたら、粘着テーブに棒を押し付けて汚れを取り、またセンサーに棒を当ててセンサーの汚れをくっつけて取るというような仕組みです。
粘着テープは、同じところに棒を押し付けると、せっかく取った汚れがまた棒に移ってしまうので、場所を変えながら使用します。
センサーでは、汚れの位置は、写った画像と、左右は同じで、上下が反対になります。点検のときに写した画像を、棒を押し当てる目安にします。棒をあまり強くはセンサーに押し当てないように注意します。程度が難しいです。
軽い汚れなら、これで十分綺麗になります。
洗浄液によるセンサークリーニング
スワブ
イメージセンサーをクリーニングするのに、上のペンタ棒でも落ちない場合は、スワブとクリーニング液を使います。
スワブのサイズは、APS-C用の16mmや、フルサイズ用の24mmなどがあります。CANON と他社とでは、APS-Cの場合サイズが若干違うようですが、スワブのサイズは、特別にCANON用というのは無いみたいです。
また、クリーニング液があらかじめついているもの(湿式)と、付いていないもの(乾式)とがあります。乾式は、軽い汚れだったり、クリーニング液を落としたりするとき、また、また、クリーニング液を染み込ませて使うこともできます。これらはどちらも並べて売られているので、自分がどちらを必要とするのか見定めてから、注意して購入する必要があります。
湿式を使う場合でも、クリーニング液がセンサーに残ってしまうと、それが新たな汚れになるので、センサーに液が残らないように、よく乾かしながら作業をしないといけません。
スワブに付いた汚れが再びセンサーに付いてはいけないので、センサーには、スワブは傾けて、表一回と裏一回のみ使用します。使い終わったスワブは、マウント周りやセンサー周りのクリーニングに使うことができます。
センサークリーニング棒
以前 Nikon の「クリーニングキットプロ2 CK-P2」には、センサー掃除に使うクリーニングスティックが付属していたようですが、今現在の販売はないようです。これをスワブの代わりに使いたい場合は、竹の箸を使って、マイナスドライバー状に削って作ればよいと思います。これにシルボン紙を先5mmほど余裕を持って巻き付けて、折り曲げ、センサー洗浄液をごく少量染み込ませて、レンズやセンサーに棒を当てないようにして渦巻状に動かしながら使います。
最後は画面端っこで終わります。
イメージセンサークリーニング液
センサーのクリーニングには、無水エタノールを使うと説明している人もいますし、専用のセンサークリーニング液(センサーソリューション)を使うと説明する人もいます。センサークリーニング液でも、主成分は無水エタノールで、それに各社が味付けをしているようです。私にはどちらが良いか、無水エタノールでも効果はさほど変わらないのかどうかは、よく分かりません。
何回か必要な場合も
センサークリーニングは、1回で作業が終わらないこともあります。場合によっては、今まで汚れていなかったところが新たに汚れてしまうこともあります。その場合は、慌てず急がず、もう一度やり直しましょう。ペンタ棒を使うか、クリーニング液を使うかは、適宜判断します。
これによって概ねの汚れは取れますが、センサーの背面がカビてしまっているような場合は、これはもうどうしようもありませんでした。