CONTAX他 → SONY E

マウントコンバーター CONTAX他 → SONY E

Leica M → SONY Nex を使う方法もあった

 オートフォーカスのコンバーターを使わずに直接 SONY α7Ⅱ に他社のレンズを付ける場合、私は、様子も分からずに無駄に SONY E 用に、それぞれのレンズ対応のコンバーターを一々揃えてしまいましたが、TECHART の LM-EA9 を使うのであれば、Leica M → SONY E(Nex) のコンバーターをもう1つ追加して買っておけば、それぞれのレンズ → Leica M のコンバータを更にそれに取り付けることで、オートフォーカス用にも、マニュアル撮影用にもどちらにでも対応できるようにできたのでした。
 更に PENTAX の場合は、K マウントアダプターにして、もう一つ、K → M42 のアダプターを追加することもできます。  

CONTAX 他各社レンズをα7Ⅱでマニュアルで使う

 前頁のようなAFを使うことをしないで、マニュアル撮影をする場合でも、CONTAX 他各社レンズを SONY E マウントに直接つける接点なしの安価なコンバーターを使うだけでも、ミラーレスでない一眼レフでピント合わせをするよりはピント合わせがとても楽です。
 それは、α7Ⅱの場合、絞りをかなり絞ってもファインダー画面はあまり暗くはならず、その上ファインダーでも画像を拡大しながらピント合わせができるからです。
 そのため、ミラーレスでない一眼レフのような、「絞りを開放にしてから、背面モニターに切り替えて、拡大、ピント合わせをして、絞りを元に戻し、拡大もなしにしてから撮影」というような手間をほとんど省くことができます。
 C1くらいに「カスタム設定」で「フォーカスセット」を設定しておけば、C1を押すごとにビュファインダーが拡大表示されるので、85mm F1.4 のようにとてもピントが合う範囲が狭いレンズでも、ピント合わせは楽勝です。そして、ファインダーを覗いたまま、シャッターボタンを半押しするだけで画像の拡大は元に戻ります。
 さらにピントが合った範囲をピーキング表示をすることもできます。これが意外と便利です。

 このような用途には、α7Ⅱのようなミラーレス一眼は面目躍如といったところでしょうか。SONY の Eマウントカメラが、オールドレンズファンの間でよく使われる理由がうなずけます。

マウントコンバーター PENTAX K,M42 → SONY E

 PENTAX K マウントを SONY E マウントに変換するアダプターも当然あります。これに更に PENTAX K から M42 に変換するアダプターをかませると、PENTAX のスクリューマウントのレンズも使えるようになります。
 私は、PENTAX K のカメラなど1台も持っていはしないのに、大昔に PENTAX 純正のマウントアダプターKというのを無駄に買っていたので、それを使っています。但しこのアダプターには、絞り込みピンの押し込み機能がないので、AUTO と MAN. の切り換えレバーがないレンズの場合は、何らかの工夫をしない限り開放測光になってしまいます。
 M42用のアダプターは、取付面の高さが変わらないので、取り付けにくいですし、取り外しも、アダプターの引掛けの板バネを押さえておいてから、取り外す方向に回すことで行うのでちょっとやりにくくはあります。 

マウントコンバーター Nikon F → SONY E

 Nikon 用のこの製品は、絞り機能を内蔵しています。
 現行製品の内、Eレンズは、元々、電気的な絞り制御だけで、機械的な絞り制御の構造を持ってはいないので、この製品を使っても絞りを制御できませんが、機械的な絞り制御の構造を持っているGレンズなら、絞り環がレンズについてはいなくても、このコンバーターでおおよその絞りを使うことができます。ただ、絞りはほぼ5段階しかなくて、絞り値表示もないので使いにくくはあります。
 絞りの表示で、小さい丸が開放、大きい丸が最小絞りなのは、イメージ的に反対で使いにくいです。
 それと、元々レンズに絞りがついている場合は、大きい丸の最小絞りにしておかないと、このコンバーターでは絞りが絞られないようです。ですから、元々のレンズに絞りがついている場合は、このような絞り機構のないコンバータの方が、絞り位置を設定し直しておく手間がない分使用ミスが少ないでしょう。
 EレンズとGレンズとの見分け方は、Gレンズにはマウントの所に、旧来からのレンズと同じ、絞りを制御するための機械的な爪があって、これを動かすと絞りが絞られるようになっている点です。Eレンズにはこのような機械的な爪がなく、絞り制御は電気的な制御のみで行っています。
 Gレンズ以前のレンズに絞り環が付いている Nikon F 用のレンズなら、もちろん、このような絞り機能のついていないアダプターでも使えます。
 オートフォーカス用の Nikon コンバーターについては、別頁で。

マウントコンバーター Canon FD,MINOLTA MD,OLYMPUS OM → SONY E

 Canon、MINOLTA、OLYMPUS 各マニュアルフォーカスレンズ用には、このようなコンバータも用意されています。
 私は、これらはもうちょっと安価な中国製のコンバーターを用意してしまいました。

マウントコンバーター L39 → SONY E

  LM-EA9 + Leica L39 アダプターで Canon P で使っていた Nikon 28mm が使えなかったので、マニュアルフォーカスで使うために、この手のコンバーターも用意しました。これも私が買ったのは、もっとずっと安い中国製です。

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