Nikon F → Nikon 1

Nikon F → Nikon 1 マウントアダプター
Nikon F マウントレンズを、Nikon 1 に着装できる、FT1というマウントアダプターも発売されています。
FマウントのNIKKORレンズを1マウントのレンズ交換式デジタルカメラ(Nikon 1)に取り付けるためのアダプターです。F値はNIKKORレンズのF値のまま変わらず、撮影画角は35mm換算で約2.7倍の焦点距離に相当の画角となります。現在発売されているほとんどのFマウント用NIKKORレンズを取り付けることが可能です(※1)。もちろん、AE、AF(※2)や、VR(※3)にも対応。MF時においては、フォーカスエイドによるピント合わせができます。 Nikon 1ならではの新しい映像表現「モーションスナップショット」もお楽しみいただけます(※4)。
- マウントアダプターFT1に使用できるレンズには、Fマウント用のNIKKORレンズのDXフォーマット用レンズも含まれます。IX用レンズ、F3AF用レンズ、非AIレンズ、テレコンバーター、AI オート接写リングは使用できません。
- AF-S、AF-P レンズで動作可能となります。シングルポイントAFモード時は、AFエリアは中央の1点のみ機能します。
- VRレンズで動作可能となります。(手ブレ補正スイッチのないVRレンズの場合は常にVR-ONになります。)
- AF-S、AF-P レンズを使用して、AFでピントが合った時のみ撮影することが可能です。
(NIkon HP より)
あまり実用的ではないが、超望遠にできるのはメリットか?
もともとでかいNikon F のレンズを、コンパクトさが売りの Nikon 1 に付けても、レンズのおばけを持ち歩くようで、あまり面白くはないかもしれません。
しかし、これを付けると、「F値はNIKKORレンズのF値のまま変わらず、撮影画角は35mm換算で約2.7倍の焦点距離に相当の画角」となります。ですから、望遠レンズにこれを付けると、普通ではなかなか手に入らないほどの超望遠レンズとすることができるので、鳥などを撮るにはメリットとなるかもしれません。(300mm のレンズでも 810mm換算)
思いついて、手持ちの AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VR II に取り付けてみました。
レンズのサイズはそれほどでもないので、とても手頃なサイズの超望遠レンズになります。35mm換算で、49mm~540mmになるので、広角側もそこそこあり、これ結構ちょっとした撮影には便利に使えそうな予感です。合焦もあまりストレスがありません。
明るい標準レンズに付けるのもありか?
他の方が明るい標準レンズにこれをつけている例を紹介していました。確かに、135mmクラスのレンズで、F1.8 なんてのは手に入らないので、標準レンズはさほどかさばらないこともあるし、これも面白い使い方ができるのではないでしょうか。