中古専門店は意外に高い場合がある
ちなみに言うと、アップガレージなどの中古品店などより、ネットで買った方が、モニタやHIDなど最近どんどん安くなっている商品については、かなり安いです。ノーブランドの怪しげなヘッドレストモニターやサンバイザーモニターなどの中古を、ネットの新品価格以上の値段で購入している人を見ると、教えてあげたい気分になってしまいます。
購入商品と楽天のえげつない販売戦略
買ったのは、左の写真の55WのHikaritradingという会社のHID(Yahoo)この店は、楽天にも同じ商品を出しています。こちらは送料込みの値段で、価格はYahooよりも高めな設定です。10倍ポイントの付きの時に、単品購入する場合などは、Yahooと商品代金が逆転するかも知れません。
しかし、楽天の10倍ポイントというのは使い勝手が悪いですね。有効期限が実質10日ほどしかなく、たかだか数百円のために、また次の商品を購入させられるはめになってしまいます。それか、購入するときには、「ポイントがたまるから良いわ」と思って購入するものの、ポイントが付いたのを気づかないうちに失効してしまうか、どちらかです。どちらにしても、楽天のえげつない戦略です。
それはともかくとして、購入したのは、デリカD5用に、フォグH11・3000K、Hi HB3・4300K、軽トラのハイゼット用に、55W H4 Hi/Lo上下切り替え式バルブ
海の物とも山の物とも分からないのに、同梱で送料を少しでも節約しようとして(同梱分1個1575円→950円)、大量に買い込んでしまいました。
ところが、三つとも違う商品を注文したつもりが、H11-3000Kのシールを貼った箱が二つ送られてきています。これを見てちょっとあわてましたが、中身を確かめてみると、一つは注文通りHB3・4300Kでした。
やれやれ!
デリカD5のヘッドライトユニット取り外し
フォグへの取り付けは、フォグライトだけを取り外してもできるかもしれません。でも、ヘッドライトユニットをはずしてしまった方が、バラストの取り付けなど、ゆとりを持って安心して取り付けることができます。ヘッドライトユニットの取り外しに先だって、まずヘッドライトの間にあるプラスチックのパネルをはずします。これは、上にある4つのプラスチックのプッシュリベットの真ん中部分をマイナスドライバーなどで持ち上げると、プッシュリベットがすぐにはずれるので、パネルを上にそのまま引き上げます。
フロントビューカメラの配線カプラをはずします。
ヘッドライトユニットは、4本のビスで固定されています。上の二つは、パネルをはずさなくてもすぐに見えます。もう一つは、パネルに隠れたところ、ヘッドライトの中央寄りに、下から固定されています。
更にもう一つ上から全く見えないねじは、ヘッドライトの左右端寄りに、ヘッドライトユニットの真下から上に向かってM10のビスでとまっています。
私は、「どこにあるんじゃ~~」といって右往左往しているうちに、あさっての方向のボルトでないところを回そうとあれこれしているうちに、ラチェットのソケットを一つ落として紛失してしまいました。なかなか位置が分かりづらいだけに、最初に位置が分かるまではつらいところです。
ねじがはずれてしまえば、あとは電源のソケットを3つはずすだけです。ですが、これが固い固い。手がおかしくなるほどぼっちを押してやっとはずれます。
もう一つ中央よりのコードをまとめて止めてある部品をはずさないといけません。これがあるため、ヘッドライトを車から離して持つことができず、かといって、素手ではなかなかうまいようにはずれてくれません。
この手の部品は片方の引っかけをうまいことねじってはずしておいて、L字をした六角レンチでもう片方を引っかけるようにすることで、私は、最近はあまり苦労せずにはずすことができるようになりました。(やっぱり、面倒くさいけれど)
デリカD5のフォグランプユニット取り外し
純正フォグランプは、フロントのプラスチックのわっかを左に回してはずします。左に回すと固定がはずれるので、それを何とか前に引っ張るとはずれます。後は4本ビスを落とさないようにはずしましょう。車の下は全部プラスチックのおおいがしてあるので、下に物を落とすと、何かとやっかいです。
私は前述のごとく、ラチェットのソケットを一つ落として、どこに行ったのか結局分からなくなってしまいました。
HIDフォグランプ取り付け
大概の車の純正フォグランプは、黄色ではなく白色が多いのではないでしょうか。デリカD5だけでなく、シルビアS14、以前のラルゴなどもそうでした。でもそれでは、ヘッドライトの他にフォグランプがついているメリットはそれほどありません。霧の時にフォグライトを付けてみても、ほとんど見やすくならないからです。ですから、何とかデリカのフォグを見やすい黄色にならないかとは思っていたところでした。
今回HIDにするに当たって、3000Kを選ぶと、黄色になるらしいので、迷わずこれにしてみました。結果は、すばらしいです。たかだか5000円ちょっとで、黄色のとても見やすいフォグに大変身したので、霧や雪の時に、威力を発揮してくれそうです。
それだけでなく、普通の夜でも、Loビームと併用してこの黄色フォグを点灯するととても見やすくなります。対向車には迷惑かも知れませんが、結構やみつきになりそうです。
取り付けは至極簡単です。ヘッドライトユニットをはずしてしまえば、バナーを付けるスペースは十分あるので、コードが届く範囲でボルトに共締めします。
ただ一つ納得がいかなかったのは、H11用ということで買ったバナーの接続部分が、細い平型端子がむき出しであっただけだったことです。なるほどこれでも、車の接続プラグに端子をつっこめば接続はできます。普通それを、ビニールテープなどでぐるぐる巻きにするのでしょう。でも、それだと、絶縁や防水面で非常に不安です。バナーなどの製品には防水処理がしっかりしているとうたってあるのに、このプラグの仕様は、どうにも納得がいきません。
ネットで見ていると他の製品でも平型端子で接続する物があるようですから、一概に購入した製品の手抜きだとはいえないのでしょうが、もっと、どうにかしてほしいところではあります。
私は、ギボシ端子での接続に切り替えました。
また、購入したのはリレーレスキットですが、同時にオプションでリレーハーネス(999円)も注文していたので、何か不具合があっても面倒ですから、最初からリレーも取り付けました。ヘッドライトを取り外していますから、リレーのコードを取り付けても、さほどたいした手間ではありません。むしろ電源部分の処理が一カ所ですむので、車両側の加工を最小限にすることができました。
バルブの取り付け前には、焼き入れをするのが手順の様なので、説明書には記載はありませんでしたが、一応念のため、手順を踏んでおきました。上の写真のように、10分ほど取り付け前にバルブに電気を通しておきます。
でも私が買ったバルブはどれも初期の煙などちっとも出てきませんでした。
HIDヘッドライトの取り付け
Loは純正そのままで、HiをHID化します。ですから色温度は純正にあわせて4300Kで、バルブはHB3です。ヘッドライトの方は、ライトユニットに防水のふたが付いており、そのままではバラストにコードが通る穴がありません。そこでふたの部分に、HID付属の防水カバーのゴムの寸法にあわせて28mmの大穴を開けました。
後は付きそうなところにバラストを固定して、これもリレーを取り付けて焼き入れ、バナーを取り付けて完成です。
写真の左上端にギザギザのフィンのように見えるのが、フォグランプ用のバラスト、真ん中あたりに引っかけてあるのが、右ヘッドライト用のバラストです。念のため、両面テープで貼って、ぐらぐらしないようにしています。
なんと試運転でバルブ切れ
取り付けて夜を待って早速試運転です。ところが、写真を撮ろうとしてよく見てみると右側が早速バルブ切れです。3年保証を謳(うた)ってはいますが、自分で取り付けた場合は保証しないなどと書いてあるし、対応してくれるのかどうか不安です。それに対応してくれたにしても、取り付け早々切れるとは。今後の耐久性も大いに不安です。
一応連絡を取ってみると、至急代替え品を送ってきました。ところがこれがまた、送られてきたのが、HB4。そうとも知らずに焼き入れをして、取り付けようとやってもやってもつきません。それで送られてきた商品をよくよく見ると、上記のバルブ違いが発覚。がっくしです。
それで連絡を取ると、「元々、HB4とHB3がどうか兼用になりますので、一度、取り付けていただけませんか。」と言ってきます。でも、付かなかったんだよね。
で、点灯しなくなったバルブと、送られてきたバルブとをよくよく見比べてみると、取り付け金具の出っ張りの位置が、一本だけ左右逆方向になっています。
更にネットで調べてみると、取り付け部分の径も若干太さに違いがあるようです。兼用になっているバルブには、oリングが2つついていて、それを取り替えることで、兼用にしているようです。
そういうやりとりをして、3度目にやっとまたバルブが送られてきました。
で、取り付けようとしてやっぱりつかない??
今度は付かないはずはないので、またもう一度ヘッドライトユニットをはずします。と、付きました。ライトを車に付けたまま手探りでバルブを付けようとしても、なかなかうまくはまってくれないようです。次にバルブが切れたときには、また、大変だな。(ユニットの取り外しももうだいぶん慣れたけど)
HIDバルブは熱い
取り付け作業中何回かした、バルブの焼き入れですが、ホームページを見ていると、「バルブの保護のため、ケースに入れたまま焼き入れをする」と書いてあるページがありました。焼き入れ中不安定にぶらぶらバルブをさせておくのも、バルブにゴミやら油やらが付きそうで不安に思っていたこともあり、「本当に大丈夫なのか」という一抹の不安はありながら、ケースに入れたまま、代替え品の焼き入れをしてみました。でもこれは、とんでもなかったです。バルブの熱でケースが溶けて、ぐにゃぐにゃになってしまいました。
早く気づいたので事なきを得ましたが、気づくのがもっと遅かったら、バルブを1本だめにするところでした。
大穴を開けすぎた
ヘッドライト取り付け用にハイビームの蓋にあけた大穴ですが、最初に送られてきたバルブのゴムにはぴったりでも、後から送られたバルブのゴムはもっと小さめで、取り付けてみるとグスグスでした。取り替え用に送られてきた商品なのに、こんなにサイズの違いがあっては困ります。バルブを変える度に穴の大きさが違うなんて、大きな穴を開けた後からでは対応ができないからです。
仕方がないから、やりたくはないコーキングをしてくっつけるしかありません。でもこれをやると、次にバルブを変えなければならない時のことが思いやられます。
そんなこんなで、やっと、デリカD5へのHIDの取り付けが完了になりました。
HIDの効果
ハロゲンバルブをHIDにすると、確実に明るくなります。フォグランプの場合は、上述のように、純正品を強力なイエローフォグにできたので、費用対効果は抜群でした。皆さんにも是非お勧めしたい改造です。
HIビームの方は、ある程度考慮しなければならない事柄があります。それは、HIDというのは、スイッチを入れてから明るくなるまでに、いくらか時間がかかるということです。私が購入した製品でも、明るくなるには5秒かもうちょっとか、いくらか時間がかかります。
HIビームは、パッシングにも使うため、このようなHIDの特性は不都合であるので、純正品は、LOがHIDであっても、HIはハロゲンを使っているそうです。
そんなことも知らず、私はHID化してしまったわけです。これからHIをHID化しようと考えている方は、このデメリットは一応知っておいた方がいいと思います。
このパッシングがうまく使えないかも知れないというデメリットを知って、納得の上でなら、デリカD5のHIビームHID化も、結構使えると私は思います。
確かにHIにしても、スイッチを切り替えた直後は、ほとんど見栄えは変わりません。それからじわじわ数秒をかけて知らないうちに明るくなっていくので、HIにしてもそれほど劇的に明るくなった実感はわかないかも知れません。でも今度改めてLOにすると、それまで非常に明るかったことを実感します。
デリカD5の場合、HIにするとLOビームが点灯しているのに加えて、HIビームが点灯し、4つのバルブが同時についている状態になりますから、LOからHIに切り替わるときに視界が悪くなるというようなことは一切起こりません。
改めて言うまでもなく、明るさは、HIDの方がハロゲンよりもずっと明るくなりますから、パッシングの非力さと、切り替えてじわじわ明るくなっていくということがさほど気にならないなら、HIのHID化も、十分価値のある選択肢だと思います。
プラスコントロール車とマイナスコントロール車
この記事を書くに当たって色々調べていると、車にはプラスコントロール車とマイナスコントロール車があるそうです。違いは、スイッチが機器よりプラスコード側にあればプラスコントロール、プラス-機器-スイッチ-マイナスの様になっていればマイナスコントロール車だということです。私が買ったHIDはプラスコントロール車用で、取り付けたデリカD5やハイゼットが、プラスコントロールの車だったので、たまたま説明書通りでうまく点灯しました。しかしトヨタ車やホンダ車の中にはマイナスコントロールの車があるようで、これらには、説明書そのままの配線では不具合が出るようです。
私が買った商品の説明書には、「一部のライトスイッチが-極性の車両には適合しません」と但し書きがあります。それならそうと、販売ページにきちんと明記すべきだと思いますが、販売ページにはそのような記述はありません。
マイナスコントロールの車に取り付けるには、それ用の配線キットを売っていたりもします。でも、コードのつなぎ方を変えれば、それだけでも対応できたりするようです。
もしお持ちの車がマイナスコントロール車で、HIDを説明書通りに取り付けてもうまく動かないような場合は、ネットで配線方法を調べてみると、おそらく解決の糸口が見つかるでしょう。
これまで、私は、プラスコントロール車とマイナスコントロール車があるなんてことは知りませんでした。そういう方が多いのではないでしょうか。
なお、プラスコントロールとマイナスコントロールについては、同じ車でも、使用部品によって、どちらかが選ばれているようで、一台の車全部の電装品が、どちらかで統一されているようなものではないようです。
また、プラスコントロールとマイナスコントロールとは、アースにプラス・マイナスどちらがなっているかということとは全く別物ですので、誤解しないようにしましょう。
素人が質問に答えるようなホームページでは、回答者がこの点を誤解して答えているような場合も見受けられますから、注意が必要です。
