ハイゼット

ハイゼットLEDヘッドライト化

きちんとした商品はカットオフラインがはっきりでる

 HIDにしているハイゼットH4球をLEDにするのは簡単です。消費電力もハロゲンバルブの半分ほどの25Wですから、リレーをかませる必要もありません。ハロゲンバルブを取り替える要領で、交換するLEDを取り付けるだけです。
 SUPAREE h4 led ヘッドライト hi/lo 爆光 車検対応 6500K 30000lm を取り付けてみると、きちんとカットオフラインもきれいに出ていました。
 でもちょっと暗い。

ヘッドライトユニットの黄ばみが気になる

 私のハイゼットは、ヘッドライトユニットが、2年前に交換した右はとても綺麗ですが、24年間使ってきた左側は、ガラスがとてもくすんで黄ばんでいるので、ラインがかなりぼやけます。
 カットオフラインのはっきりしないHIDでも、R6年6月の下向きヘッドライトの検査で、なんとか通すことができたので、この黄色のままでも、車検には受かるかもしれませんが、かなり不安ではあります。
 それで、ヘッドライトを磨く商品を手に入れて、ヘッドライトガラスクリアー化に取り組むことにします。

やっぱりHIDに戻すことにする

 HIDに慣れている身としては、上述の製品では、特に町中を走っていると妙に暗くて頼りがないので、はやり次の車検まではHIDに戻すことにしました。これまで使ってきたのが迷惑光出まくりの中華HIDの球だから、周辺部の明るさを余計感じるのかも知れません。
 「爆光 30000lm」の表記が妙に嘘っぽくて、返品も考えたのですが、どうなのですかね。もう少し明るい製品もあるのでしょうか。
 スライド式のHIDバルブの新品に変え、レンズも磨いてみると、なんとかカットオフラインが出ているような気がするので、次の車検もとりあえずはHIDでいけるかも知れません。

ハイビーム警告灯不点灯

 HIDにしたときもそうでしたが、私のS200Pでは、LEDを取り付けても、ハイビームインジケーターが点灯しません。不点灯の根本的対処の仕方をどうすればよいか、ネットを調べてみても具体的な案がなかなか浮かんではきません。が、以前HIDのリレーレスを取り付けていたときに手に入れていた、対策商品を取り付けてみると、インジケーターが点くようになったので、とりあえずこれで様子を見ます。
 この対策品、片側に取り付けただけではダメで、2灯ともに取り付けることで、インジケーターが初めて点灯するようになりました。 

ハイビーム警告灯LED化

 警告灯もLEDにすると、もしかしたらいらぬ対策品をかます必要はないかもしれないので、とりあえずLED化を試みてみることにします。
 例によってダイハツに行って尋ねてみると、LEDになっているメーターは、球を取り替えられなくして埋め込んであるそうです。球が切れたらassy交換になるのですが、球が切れたという話はあまり聞かないということでした。
 ということで、メーカーからの部品供給の道は絶たれたので、既存の球をLEDに改造することを企ててみます。

工作方法

クリックすると拡大画像を表示します ハイゼットのハイビーム警告灯を壊そうとして球を引っ張ってみると、これは一体になっている部品ではなくて、ケースの中にさらに写真のような足のない麦球が埋め込まれていました。その穴に1.2kΩの抵抗を埋め込むようにして、LEDを取り付けてみました。(LEDの片方の足に抵抗を取り付けて、ソケットの電極にはんだ付けしただけの簡単な工作です)
 そうしてできたのが、写真の電球です。接点のところがはんだ付けで盛り上がってしまうので、取り付けがかなり固くなります。
 メーターのプリントを確かめてみると、コネクタのところから来ている方の配線が + になっているので、LEDを取り付ける向きがわかります。
 このLEDに取り替えることで、元の電球よりも警告灯がだいぶん明るくなりました。

対策品1つでも点灯するようになった

 警告灯が対策品無しで点くかということについては、LEDH4球で試したところ、元々の電球では2灯ともリレーレスの対策品をかまさなければならなかったのに対し、警告灯をLEDに取り替えると、対策品を一つ取り外して片方だけでも、点灯するようになりました。しかし、両方対策品を取り外してしまうとやはり警告灯は点灯せず、期待外れの結果に終わりました。
 しかし、対策品を1つ取り付けただけでも警告灯が点灯するようになったおかげで、HIDなどの場合にリレーを取り付けた場合でも、リレーと車体側とのコネクタに対策品を1つだけ挟むことで、警告灯が点灯するようになりました。

メーターを外して点灯試験をしてみると

 メーターを外し警告灯をLEDに取り替えて、組み直さないまま点灯試験をしてみると、警告灯どころかヘッドライトすら点かなくなってしまいました。それでよくよく調べてみると、ハンドルの取付ネジのところにかませていたアースをしていないのが原因でした。このアースは、メーターを取り替えたためにここに取り付けることになったのだとは思いますが、これを取り付けていないおかげで、見事にヘッドライトそのものが点かなくなっていたのでした。
 そのため、LEDを取り付ける向きを確かめるどころか、どうやっても警告灯がつかず、更には、ヘッドライトまで点かなくなってしまったので、大変な右往左往でした。

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