ヘッドアップディスプレイ2

OBD2ポート使用ヘッドアップディスプレイ2

シンプル表示のヘッドアップディスプレイを

HUD

 右のはデリカに付けたOBD2ポートに繋ぐヘッドアップディスプレイですが、最近の車は、ナビにしろメーターにしろとても視認性が良くなっているので、特別にヘッドアップディスプレイを付けなくても、まあ良く見えます。いろいろなものをフロントガラス周辺に取り付けるのをあまり良くは思わない妻の車ですから、ヤリス用にもこれとは別の似た製品を買うには買ったのですが、結局それを取り付けるのは見送りました。
 でも、フロントウインドーを見ながら直ぐにスピード表示が目に入るヘッドアップディスプレイに慣れてしまうと、やっぱりヘッドアップディスプレイを取り付けてみたくなります。
 それで、もっと表示がシンプルなスピード表示だけのものを、もう一つ注文してしまいました。
 これも、OBD2ポートを使用する商品です。
 ちなみに、ヤリスの取り扱い書には、「故障診断コネクタAなどに、点検整備用の故障診断装置以外の電装品を取り付けないでください。電子機器に悪影響をおよぼしたり、バッテリーがあがったりするなど、思わぬトラブルを招くおそれがあります。」との注意書きがあります。

ヤリスにヘッドアップディスプレイを取り付ける

HUD

 この商品も、OBD2とEUOBDポート(自動車の自動診断システム)、プラグアンドプレイのある車に使用できるので、最近10年ぐらいの車なら大抵取り付けることができるはずです。
 取り付けは、運転席下にあるOBD2ポートにコードを差し込んで、ダッシュボード右下あたりに設置するだけです。ヤリスの前中央部分には、デフロスターの吹出口が大きく開いているので、中央部への設置は難しいです。
 OBD2ポートは常時電源に繋がっていますが、この製品もオンとオフとが自動電源になっています。ですが、デリカの電源をACCに接続し直したついでに、ヤリスもACC電源使用にしました。
 ヤリスは、ヒューズのところはベンリーヒューズ 低背になっているので、そこから電源を取るのは、非常にやりにくいです。コンソールボックス右上付近に、電源取り用のコネクタが、シールでぐるぐる巻き付けて設置してあるそうで、多くの人はそこから電源を取っているようです。
 私もそこから取りたかったのですが、ちょっと見、どれがそのコネクタかわからなかったので、ヒューズのところから、分岐コードを使って、とりあえず電源を確保しました。
 しかしこんなことをすると、ヒューズボックスの蓋は閉まらなくなってしまいます。
 ヒューズボックスの中の、オーディオと表記があるところは、常時電源だったので、右縦に並んでいる [P/OUTLET NO.1] から取りました。
 設置してみて、車が走行中にもかかわらず、表示にリセットがかかったり、全く消えてしまったり、なんかおかしな動きをします。これは、ヒューズのところから無理やり取った電源の接続が悪くて、点いたり消えたりしているのかと思っていたのですが、そうではなかったようです。
 10番のオートオフの電圧設定を、ハイブリッド車は1Vに設定せよとマニュアルに書いてありました。その設定をすると、表示がまともになりました。

車速表示が車と違う 何で?

 取り付けてみると、車速表示が、スピードメーターの表示と一致しません。OBD2ポートからデータを取っているはずなのに、GPSを使った製品のように、車とはずれるし、そのズレを修正する設定メニューまであります。どうなっているんだろう。
 車のメーターがデジタル表示なので、これがずれるのは結構気になりますが、+2KM くらいの設定で、ズレが少しになったので、妥協するしかありませんでした。

表示はよく見える

 フロントガラス用のシートが付属しているので、それをフロントガラスに貼り付ければ視認性がよくなります。でも、この製品は、シールを貼らないでも、昼間でも表示がよく見えます。
 シールを貼り付けたままでは車検には通らないので、私はシールは貼らないことにします。
                                                                                                                                                                                                                                                                     
 

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