バッテリー交換
今回はバッテリーバックアップをやってみた
OBD2端子から
以前バッテリー交換時にバックアップをやるのに、バッテリー端子のところに、乾電池ケースを取り付けてやろうとしたところ、接続がうまくいかなくて、失敗したことがあります。
バッテリー端子に乾電池でつなぐ製品も販売されてはいますが、それらはあまり使い勝手が良くはないような気がします。
バアックアップ電源をどこにつなぐかですが、常時電源に繋がずに、シガーソケットなどに繋いで、キーをACCにしておくという方法もあるようです。
しかしそれも、無駄なところに電気が流れていくので気持ちが悪いです。
ということで、今回デリカD5では、常時電源に接続できるOBD2端子につなぐことを考えてみました。
OBD2端子を二股に接続する製品をAliExpressなどで500円程度で売っているので、それを使って、家庭用電源からDC12Vを取り出す電源と接続して、バッテリーバックアップを試みる事にします。
端子は、車体メス側の16番端子(太い方を上にして、細くなっている下側の一番右)が常時電源、上、右から4番目がアースになっているので、その2つの線を切断して、ギボシ端子接続に切り替えます。
本来は、車側から電気を供給するものを、バックアップ時は、反対側から供給しようとするわけですから、端子がそのままではうまく接続できません。そこで、マイナス側は、メス・メスの接続線を作り、電源側は、万一の電流の逆流を抑えるために10Aの大きなダイオードを、オス・オス端子にして、接続に使います。
私は、色々と間違った線を途中切断してしまい、それらをつなぎ直して、ブサイクな工作になってしまいましたが、きちんと確認をしてから慎重に作業を進めれば、問題はありません。
ダイオードの向きも、最初反対に取り付けてしまい、車に接続するやいなや、100Vの電源を入れてもいないのに、100V電源がいきなり回り出して、少し慌てました。ちょっと、粗忽すぎました。
まあ気を取り直して、接続し直して、バッテリー交換作業は、すぐに無事終わりました。
ヘッドアップディスプレイもACC電源に
デリカに取り付けていたヘッドアップディスプレイは、OBD2端子接続のため、常時電源に接続されていました。使用しない時は、自動で電気をカットする仕組みのようですから、それでも問題はないのでしょうが、今回バッテリー上がりを経験してみると、やはりACC接続の方が安心できます。
今回のバッテリーバックアップのための作業で、OBD2に接続する2又端子の電源部を加工したので、それをそのまま使えば、元の常時電源から来る電源は接続せずに、そこにACCから来た電源線を繋いでやるだけです。アースは、コネクタからくるものを、そのまま再接続してやればOKです。
ヘッドアップディスプレイを取り付けた時から、やろうと思いながらそのままになってしまっていた作業を、今回やっと完了することができました。