ハイゼット2

ハイゼットへのフォグランプ取り付け2

 これまでハイゼットに付けていたフォグランプは、remixの安物で、同じような製品がデイライトと名前をつけて売られているような薄平べったい小さなやつだったので、全くフォグライトの役割を果たしていませんでした。
 これをなんとか、もうちょっと反射面の大きい黄色のフォグライトにしたいとずっと思いながら、「2個防水5インチ72 27w駆動フォグランプオフロードトラックsuv」なる部品を手に入れてはいても、取り付け方の思案がつかず、手をこまねいていました。
 今回これをやっと取り付けることができました。

以前もバンパーに穴を開けていた

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 以前のフォグランプの取り付けは、穴を開けずに、両面テープで貼り付けただけだったのだと思っていたのに、今回作業に取り掛かってみると、前のやつも小さいタッピングビスを使って、バンパーに穴を開けてライトを固定していました。
 ということで、今回はその穴を大きくして、ナットで金具を固定していくことにしました。上下から平たい金具で挟んでおけば、バンパーに対してもさほど負担をかけなくてすむのではないでしょうか。 

ANEX ビスブレーカードライバー

 以前のタッピングビスを取ろうとして、ネジ山が錆びてほとんど潰れていて、普通の貫通ドライバーでは全く回りません。さあ困ったということで、かなり前から手に入れていたANEX ビスブレーカードライバーというのを使ってみました。これは、なめてしまった、ネジ穴がつぶれてしまったネジでも、このドライバーの特殊刃先を当ててハンマーで叩き、もう一度ネジ溝を作ることで、回らなかったネジを回すことが出来るというものです。
 するとあら不思議。ちょっと叩いてネジを回してみると、なんとスルスルと回ってくれるじゃあありませんか。
 このセットは、普通のドライバーと違いがわからず、以前から無駄に所有していたのですが、宣伝しているだけのことはあります。これのありがたみがよく分かりました。

生涯2度目の溶接

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 もうかなり前に溶接機を購入してから、ハイゼットの工具箱を取り付けるために金具を作って以来、本当に久しぶりの溶接機使用です。
 ヒラコウを適当な長さに切って、穴あけをし、直角に溶接をします。昔やったことなどほとんど頭に残ってはいませんから、今回始めてやるのとほぼ同じです。
 暗い溶接面から見ると、どこを溶接しているのやら、全く見当がつかず、あさってのところばかりを溶接してはやり直しの繰り返しなので、溶接したところはとっても汚くて、お見せできるような代物ではありません。
 2本めになって、やっとメガネを外してやれば、どこを溶接しているのか溶接面を通してでもおおよその見当がつくようになって、少しはやり方が分かってきたかなという程度です。
 やってみればちょっと要領がつかめてきました。

フォグライト取り付けの条件

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 私のハイゼットS200Pは、2000年登録なので、2006年以降の登録車両のように、「フォグランプ下端が250mm以上、上端が800mm以下の高さでロービーム上端を超えないこと、フォグランプの最も外側が車体の最外側から400mm以内であること」というような条件はありません。
 逆に明るさについては、フォグランプの明るさは、2005年12月31日以前に登録された車両は1万カンデラ以下であることが条件で、2006年以降の登録車両は数値上の上限が設定されていないようです。
 以前のフォグランプを取り付けて車検には受かっていた位置と同じなので、取り付け位置自体は問題ないと思います。新しい車用の制限でも、問題ない位置に取り付けていたようです。

伏兵 40mm以上車体から出っぱってはいけない

 あまり車体からの出っ張りについては考えずに、とりあえず取り付けることだけを考えていたので、適当に作った部品で取り付けてみると、バンパーから43,4mmほど、フォグライトの一番飛び出た部分が出っ張っていました。でも、車検に受かるためには、もう一つ、「フォグランプの最も外側が車体の最外側から400mm以内であること」という条件があったようです。
 これでは車検時に合格しない可能性があり、そうなると、車検の度にフォグライトを取り外さなければならなくなるので、なるべくバンパー寄りにライトを移動させて、出っ張りを40mm以内に抑えるように改造します。
 フォグライト取り付け穴の位置を1cm程車体側に寄せて、金具の先端もそれに合わせて切り取ると、何とか、40mm以内にどう見ても収まるようにできました。(上の写真はすべて改造前です。金具の穴と穴の幅は、80mmあります。)

軽自動車に構造変更などできるはずがない

 運輸省(当時)の通達で1995年11月22日から、フォグライトなどの出っ張りは、+-3cmまでは、構造変更不要というのがあったようです。私のハイゼット登録時の通達ですから、これを見て、もしかしたら、構造変更をしないと車検に合格させてくれないかも知れないと思うと冷や汗が出てきます。それで岡山の軽自動車検査協会に問い合わせたところ、30mm以上40mm以下で、継続審査なら問題ないという回答でした。
 むしろ新規登録や、構造変更となると、軽自動車の規格サイズをオーバーしてしまうことになるので、だめだろうということです。確かに40mmも全長が伸びると、軽自動車枠をはみ出してしまうのですから、フォグライト取り付けのための、全長延長などの構造変更はできるはずがありません。
 とりあえず、私のハイゼットでも40mm以内なら大丈夫なようですから、後は、ランプの向きと、光の拡散の仕方の問題です。次の車検の時に、何も言われずスルーしてくれればよいのですが。

配線・スイッチは元のまま

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 配線やスイッチ類は、以前取り付けていたremixの部品の流用です。フォグライトは、スモールランプが点いていないときに光ってはいけないので、そのような機能を持ったフォグランプ用のリレーを安価で手に入れることができたのは、結構ラッキーです。
 これで大分黄色が明るくなりました。いい感じです。
 2019年末にランプを仕入れて以来、5年越しの取り付けがやっとできました。

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